本来適切な場所において、適切に収容されるべき方々を無秩序に社会参加させると、
社会運営に少なからず影響を及ぼすことは明らかです。
子供の人権や認知症・精神病患者の人権を尊重する立場の方々も、まさか
「子供や認知症・精神病患者を無制限に社会に解き放て」というご主張を
されているわけではないはずです。
「社会を適切かつ健全に運営する」という点からみれば、
学校は教育機関であると同時に隔離施設であり、
認知症患者をケアする施設や精神病院も治療施設であると同時に
収容施設としての意義を有するとの現実を直視せざるを得ません。
話がややそれましたが、自由な意志と自己規律が可能な者として社会参加した成人が犯罪を行い、
被害者の人権を否定し、あるいは社会に脅威を与えた場合、同害報復の観点からしかるべき応報刑が
執行されるべきことは当然の理です。
「社会が悪い」とか「法律をよく知らなかった」とかいった戯言は、未成年者や
認知・精神活動に問題を抱えた方々の弁解としては許されてしかるべきでしょうが、
「自由な意志と自己規律ができる大人として社会参加を許された者」がなすべき弁解としては
考慮すべきではありません。
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