よくみんな逆にって言うけど

男女雌雄であれ、電極や磁極の±であれ、
この世界この宇宙の多くの現象は二極性に司られている。
だから理系的な発想の中にも順逆の二極が自然と多く派生する。

儒学や仏教のような東洋の叡智もまた、
万物を陰陽の二極で捉える易学などを元手としながら、
「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」の如き社会的な二極性だとか、
二極のうちの一極としての超俗とか無為とかいった事物を重んじて来たのである。

文系の洋学やカルト信仰だけは、そのような二極性の遍在を肯ぜず、
実態に沿わないほどの多極性だとか（ＬＧＢＴなどのポリコレもそう）、
無理のある一極性だとかへの嗜好を煽り立て続けてきているために、
そういうものに精神性を乗っ取られている場合には、順逆の二極を大前提
とした話などが、始めから意味が分からないといったこともあるだろうな。

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