この事件の犯人が子供だった頃にも、子供たちはみんな可愛がられてた。
バブル期ならではの富裕さによって、今の子供たち以上に色々と恵まれていたのが、
大人になった途端に、円高不況のしわ寄せを何もかも押し付けられる餌食扱い。
江戸時代平均の半分程度の所得や、同世代の約半数が所帯も持てない
ほどの苦境に追い込まれ続けた挙句の、あのような凶行。
今の大人にも、幼い子供を可愛い程度に可愛がれる程度の愛情はあれど、
後世全体を、これからの世の中を支えて行ってもらうための人材として真摯に
尊べるほどの子愛(礼記・文王世子第八)は毛頭なく、まだ子供であるような
相手をこうやって守ることはあれど、それがすでに中年とも化そうものなら、
たとえ自分の子や孫の年代に当たろうとも、社会の敵扱いしての煙たがりよう。
そんな大人たちが、本当に自分たちの味方だなどとも思えないからこそ、
当地の子供たちも1万人以上が、犯人の逃走中に心の不調を訴えたのではないか?
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