
(
>>36の続き)
実質的値上げを含む嫌がらせのような食い扶持の削り込みで、
多くの子供や若者を低栄養、低成長に追いやりながら、
大谷みたいな限られた恵体のアスリートを持て囃している、
今のテレビ奴隷な日本人たちの姿たるや、まさに、
末端の日本兵たちを餓死や特攻玉砕に追いやりながら、
戦艦大和のような大鑑巨砲を持て囃していた旧日本軍そのものな有様。
すでに最新の航空戦力などの前では大きな的でしかなかった無力さと、
世界の誰も知らないマイナースポーツなんかでどんなに活躍したところで、
クリケットの弱小選手ほどの名声にも与れない無力さもまた共通する。
日本の戦前の権力者と戦後の権力者は、血縁も部分的にあったりする一方で、
ない場合も多い。なんといっても米韓などからの外圧支配に右往左往させられて
いるか否かという最大の相違点があるのだが、それにしたって、いずれも
権力機構が無能ばかりで占められていて、どうあがいてもろくな結果を招かない
ような体たらくのままであり続けている点では、まったく共通している。
近世から近代以降にかけての、幕府から簒奪政権への実権の移行ほどの
政変などはそこになく、「内小人にして外君子(易経・否)」であることで
一貫し続けている。どんな体裁であれ、今後の日本にあるべき変革というのは、
さような濁世のままでの凝り固まりが瓦解する以上であることにのみ意味があるのである。
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