●「社員が休めば業績が上がる」を証明した超ホワイト企業。「会社が潰れる」警告にも貫いたリーダーの信念
社員が休めば休むほど、業務の効率がアップした。そんな会社があります。
それは、大阪市に本社を置く株式会社天彦産業。
同社 取締役会長 樋口友夫さんは社長就任時に「社員第一主義」を掲げ、
顧客から「そんな理念では会社が潰れる」と言われても、信念を貫き通しました。
そして、社員の休暇制度を充実させて以降、従業員数42名という規模でありながら
堅実に成長を続け、超ホワイト企業とも言われるその働き方は、2014年に
故・安倍晋三元首相も視察に訪れたほど。
社員が休むことと、業績向上について詳しく伺いました。
――貴社は、社員が休めば休むほど業績が上がったそうですね。
樋口友夫さん(以下、樋口):
はい。驚かれる方も多いのですが、当社では 休暇制度を充実させ、年次有給休暇の取得率を
この10年間で48%から80%(2023年度)にまで高めましたが、並行して業績も伸ばしてきました。
最近では、毎日誰かが休んでいるような状況です。
――素晴らしい効果ですね。そもそも、なぜ休暇制度を充実させようと思われたのでしょう?
樋口: まず、僕は2005年に社長に就任したとき、経営理念に「社員第一主義」を掲げ、
同時に「お互いさま精神」の大切さを伝えながら、社員が働きやすい風土づくりに
力を注いできました。
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