たとえば、前にもほかで紹介した、
「大根の皮は厚めに剝いたほうがいいよ!」
という説明だけのために丸丸45分割いていたNHKの豆知識番組。
その知識自体は、辛すぎない大根おろしや筋張らない煮込みを
作る上でも役に立つ、本当に有用な知識でもあるんだが。
如何せん、その説明や理解だけのために45分も費やすのは、
その10倍ぐらいの情報密度の動画やサイトがいくらでもネット上に
転がっているような現代では、あまりにも低能に過ぎるんだよ。
明らかなフェイクニュースなんかよりも、こういった情報享受の
仕方からの愚民化工作による危害のほうが、実は大きい。
そのせいでテレビ漬けの年寄りとか、とんでもなくゆっくりしか
情報処理ができないし、それが大金の動くような仕事場でのより
正式なやり方だなどと思い込みながら、周囲にもそれを押し付けて、
次世代の足を引っ張る、世の中にとってのお荷物人種となっている。
連日大谷のことばかり報道しているテレビ局の姿勢なども、
ネットネイティブの次世代には明らかなハラスメントと受け止められるけど、
少数の単調な情報だけを延々と処理し続けることに慣れきっている
年寄り達には特段、違和感もなく享受されているものだし、
そういったゴリ押しによるプロパガンダ工作に流されやすい人種を
量産するためのいち手段にもなっているわけだ。
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