都市伝説　ソニータイマー

バブル最末期に作られた、今なら５０万円クラス程度の
物量投入で作られているSONYの業務用パワーアンプ。

「電源が勝手に切れる」という致命的な問題が
あったために、ゴミ同然扱いのを数千円で購入できてな。
分解して基板を調べ上げて、電源安定化ICのハンダ割れを
見つけて修復。その後は何千時間も健在なままだ。

日本製時代のSONYはなかなか壊れないし、壊れても直せる。
海外生産に移り始めた途端にすぐ壊れる上、直しても他が壊れる
の繰り返しとなり、基本的に再起不能な作りになってしまったんだよ。
（つまりメーカー側としては商品交換でしか対応できなくなった）

そういう凋落加減が、ソニータイマー伝説の原因ともなったわけ。
それだけ昔の日本製が段違いだったということ。

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