「ハタヨガなくしてラージャヨガは成功せず、ラージャヨガなくしてハタヨガも成功しない」
「ラージャヨガを知らずにハタヨガを行ずる者を、我々は努力の効果を逸した人々と呼ぶ」
(ハタヨガの根本聖典「ハタ・ヨーガ・プラディーピカー」より)
いま世の中に広く頒布されているヨガの9割9分9厘以上は、そういう意味での
悪い例に当たるようなヨガばかりで、だからこそ専らリラックス効果ばかりを謳っている。
ラージャヨガによる熱量確保抜きでハタヨガだけを試みたりすれば、
基本的には虚弱化ばかりがどんどん進み、中高年の女性などは特に、それが原因でのヒステリー
なども増悪させて行くのだけれども、ヨガの体操などをしているぶんには、それが癒されている気分
にもなれるので、そのマッチポンプ効果によって、まるで健康になっているようにも勘違いしてしまう。
実際には、潜在的なヒステリー痛などがより進行しているために、普段の不機嫌さもよりひどくなり、
そこにろくな配慮もなく接して来る夫などとの間に、より深刻な軋轢を生じさせたりすることにもなる。
ゆえに、かなり上級のハタヨガをやっているような老年女性なども、夫との不和に悩んだりする
事態に陥ってしまったもの。まさに「やらないほうがマシ」な域の問題性を帯びているわけである。
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