人間には農作業くらいの単調さの仕事が一番いい

>>19
「農士工商」や「農士商工」では、士と商の距離間がより縮まってしまう。
士がより商を遠ざけた上で農を尊ぶためにも「士農工商」であるべき。
そもそも引責自殺級の覚悟を以て清廉な為政に取り組もうとする者が、
被治者に頭を下げるような真似と共に勤めを果たすことなどできないのだ。

>>22
西洋の庶民にたまたま手堅い農産で長期記憶の知恵を高めた者がいようとも、
そんな人々ほど政治なんか志さないし、「あんな腐った奴らに近づきたくもない」となる。

農業と政治なんて水と油ほどにも相容れないものだと思い込むのが西洋的常識だからこそ、その亡者
であるおまえも農業に政治を絡めた話を今ここでしている俺をスレ違いだなどと罵っているのだろう。

実際、農業の知恵と政治の知恵は、同じ長期記憶であるにしてもまた別個の知恵なものだから、
あやかることは可能であるにしても、そのまま知恵を持ち回りなんてことはできないのだがな。
だから農家と為政者が別の立場であること自体は避けられないというのが孟子の意見。

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