フジの27時間テレビも、純粋悪丸出しの募金キャンペーンまではしないながらに、
超低視聴率かつ出演者の不遜な態度からの顰蹙だけ買って終了。
ネットネイティブの次世代どころか、旧世代の年寄りにまで、
テレビがつまらなさ過ぎてYouTubeやゲームに走る者が続出している昨今。
前から言ってるが、その主因は何と言っても提供している情報量の少なさにあり、
報道や教養番組でもネットの1/10、バラエティやテレビショッピングに至っては
ネットの1/50以下の提供速度なんてのがザラなのが、内容の良し悪しにかかわらず、
見る者を辟易させざるを得ない事態に陥っているのである。
ただそれ自体が、視聴者を些少な情報の享受だけで雁字搦めにすることによって、
プロパガンダにも容易に引っかかりやすくするための愚民化洗脳の一環なれば、
どんなに視聴率が落ちようとも改めようとする気配すら見られない。
ゆえに、テレビが提供する情報というのは、もはやモノフォニックであることで
完全に一本化されており、多面的、重層的な考え方を損なわしめる程度には、
人々を低脳化させることが決して免れ得ないようにもなっているものである。
そこで提供されている情報自体がそれなりに有意義なものだろうとも、
あまりにも情報量が少なくて提供速度が遅いという、それだけの理由でもはや、
人々の思考形式がポリフォニックたることを阻害する害悪性を帯びているのである。
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