今日は選挙だ、それがどうした、国の命運が決する日でもなんでもなく、
これから国を亡ぼす立ち回りを演ずる政党が決する日なだけだ。
前の民主党政権も、選挙前の公約をことごとく破棄しぬいたうえに、
最後の野田政権は財務省の傀儡化からの、
岸田ともいい勝負な増税志向に成り果てていたものよ。
日本に限らず、民主制度下の政治家には皆、その程度の権限しかない。
官財カルト外圧の言いなりになりながら平民の声も聞いてるフリをするか、
無理に楯突いて撃退されて、うまく誤魔化してた政権以上の不興を買うかのみ。
独裁制や共産制と比べれば、最大級の支配者たちが相応な立場とならずに、
裏方からの支配に徹しているものだから、盲目な愚民たちからすれば、
まだ柔弱な支配が講じられているように思われるのだが、そのための
衆目逸らしの具材にされているのが、選挙でえらばれる政治家であり、
いわば専制以上の悪政をも正当化するための捨て駒にすぎないのである。
プーチン政権や中共のような公儀からの強権支配はなくとも、
職場では上司や取引先相手に同等以上の絶対服従を強いられて、
従わなければナマポか闇バイトぐらいしか選択肢がない所まで追い詰められる。
そんな民間での強権支配の最上位付近にいる連中こそは、
プーチンや習近平や金正恩なみ以上の横暴を働きながら、何一つリスクを
負わないままでいる。そんな体制を守るための手段の一つが今日の選挙である。
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