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>>517の続き)
男たるもの、本格の出家者でもない限りは、
スサノオのごとき暴威もまた全否定されて然るべきものではない。
いただけないのは、その暴威を自分自身が十分に制御もできずに、
犯罪行為に限らず、他者への不埒な侵害などに振り向けて、
オナニーメンタルならではの心の自慰の助けに代えるような有り様である。
近ごろ、裏手に右翼の街宣車が止めてあるような中古車屋や自動車整備場が
多くある不穏な地域で、仲間内同士らしき暴行死の事件などもあったようだが、
他者への侵害を好むような連中が、その性向をろくな方向にも向けないようなら、
いつもは街宣活動のようなそれ自体が犯罪というわけでない業務に勤しもうとも、
結果的には殺人級の犯罪行為などにも及んでしまったりもするものである。
戦後の街宣右翼の活動などは、むしろ右翼や日本の伝統文化の印象悪化を
目的としてCIAがやらせ始めたものだから、その本質面からの存在性の劣悪さが、
そこ勤しむ者の性向を暴慢ならしめ、何かにかけて物事の境界を侮っての
侵害を好き好むようなならず者の増長をも助けないではいられなかったのだった。
人間という生き物の不埒さはそうやって、活動面からの不届きさによっても
助長されて行くものであるからして、ただ不埒さを卑しむのみならず、
その後押しとなるような社会的活動にも摘発を及ばせて行くべきなのである。
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