コメの収穫量自体は直近の10年でみても概ね770万トン規模で変わらない。
昨年が716万トンで少し減ったものの今回のコメ騒動を起こすレベルではない
なにせ毎年毎年100万トンを政府備蓄に回せるだけの余裕があるわけで。
1993年の冷夏によるコメ不足も2年で解消して相場は元に戻った。
大規模農業法人の経営者が「コメの高騰でバブル状態、言い値で売れるから来年は1.5倍に増産する」
こんなこと言ってたが、この相場が未来永劫続くとでも考えているのかなあ？
なにせフランスは90％、イギリスは95％、アメリカは67％これが農家の収入に占める
政府の補助金（つまりは税金）で16%しか拠出していない日本は価格統制という意味では統制できない
市場経済に委ねている状態。
農業法人の経営者だから一端の経営理念をお持ちなんだろうが、今の相場が続く（市場が受け入れる）
とは思えないのだけど。
早晩（数年以内）逆にコメ余り、価格の暴落が来る気がしてならない。
政府が買取価格を担保して価格統制するなら原価からの積算で売価が決まるけど、市場経済に
委ねるなら需要がなければ、いくら原価が増そうが売価には反映できない。原価割れで売ることもある。
数年以内には5kgで2000円前後まで下落すると思うけどなあ。
国の人口は減り続けコメの需要は頭打ちインバウンドが～といってもインバウンが何万トンも消費するわけじゃない
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