
なぜ今の日本では、自滅級に特定の相手を貶めるのが
半ば社交辞令化してしまっているのかというに、
第一にはプラザ合意以降の日本経済の締め上げが挙げられるわけだが。
そこで戦後旧世代が、次世代に潔く権益を明け渡していくという、
戦前世代までは勤め果たしていた世代交代を拒み抜いてまで、
自分たちだけで国富を独占し、そのせいで子孫断絶級の極貧に追い込まれた
次世代、特に氷河期世代を自己責任の名の下に叩き伏せたりして来たのは、
戦後の日本人ならではの、特別な陰湿さがあってのことである。
畢竟、それはアメリカ人や韓国人からの、ホロコースト意欲の感染である。
これと決めた相手を大量虐殺級の迫害下に置くことに義務感まで抱くのは、
大元を辿れば旧約聖書のエホバ信仰に行きつき、今でもイスラエルによる
ガザでの虐殺などがその典型的な実践例となっている。さような聖絶志向は
キリスト教にも多少の希釈をされながら受け継がれ、歴史的にも数々の
悪逆非道をもたらして来たものである。
その、キリスト教のプロテスタントが大多数を占めるアメリカ人や
韓国人の迫害意識は戦後、ずっと日本ばかりに向けられ続けて来たもので、
さりとて自分たち自身が直接手を下すと国際問題にもなりかねないために、
テレビなどで徹底的な洗脳下に置いた旧世代の日本人に、次世代を共食いさせる
代理戦争のほうを本位としてきた。そのための洗脳が結局は、すべての日本人に、
聖書信者なみの迫害意欲を植え付ける元凶となったのである。
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