
俺ぐらいの年代だと特に珍しくもないこととして、
自分自身でも多少はバンド活動なんかをやってみたことがあるんだがな。
それで担当したのが、日本では「引っ込み思案なのがやるポジション」とされてるベース。
俺自身は黒人音楽とかも好きだから、そんな気は毛頭なく、ファンクやフュージョンの
ベーシストみたいなイケイケの演奏もやりたくてベースを選んだわけだが。
当時の日本の若者で、そんなジャンルが好きなのはごく限られていたから、
多数決でロック寄りの曲をやらされるしかない。別に俺もロックが嫌いなわけじゃないし、
それも仕方ないなと思いつつ、コピー曲から自作曲までいろいろ演奏してみたんだが。
もうセミプロぐらいの立場でいる人との練習で、とにかく音量を絞ることばかりを強いられて、
「こんなことやらされるぐらいならもうやりたくない」つって投げ出して、それっきりなんだ。🤗
プロ級のバンドとしてやって行くためにこそ、ボーカル以外の楽器パートは
一歩も二歩も引かねばならない。それが日本で音楽をやっていく上での義務となる。
そんな自己主張第一の曲なんて聞きたくもないのに、やらされるとかなおのこと受け付けなかった。
別に音楽が嫌いなんじゃなくて、洗脳目的も兼ねるような不埒な音作りが嫌だっただけなんだな。😒
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