俺達も老人になったら盆栽を趣味にするのだろうか...

今発売中のビッグコミックスペリオールの、画像の作品でな、
西原理恵子が高須克弥に能の演舞会に連れて行かれて、
つまんねえつまんねえって駄々こねて、高須も結局、
金持ち同士の付き合いで仕方なく観に来てるみたいな本音を吐露しててな。

能も歌舞伎も結局、武家時代の産物だから、
自分自身にお侍さんなみの「英雄の心」が具わっているのでなければ、
そういう心持ちの琴線に触れるように作られている所が、どうしたって理解できないってのもあるね。

盆栽だって、今時のジジイがやってたらいかにもダサいけど、
いざとなれば斬り合いも辞さない覚悟のお武家さんがやってたら、
にもかかわらず心の平静を保てているダンディズム、ハードボイルドさの
現れとなって格好良かったりしたんだ。能や歌舞伎の観覧だって同様でな、
まず自分がそれを楽しんでる姿が、格好いい人間にならなければならない。

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