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>>38)の続き。
中国の脅威を見据え、国防の充実を図るべきと言う高市氏の意見には大賛成だ。
しかし、同じ目的で日米同盟の強化を図るという意見には、手放しで賛成はで
きない。もとより同盟は大切だが、同盟が大事だからと言って、或いはアメリ
カが強国だからと言って、強国の言う事なら何でも甘んじて受け入れるという
ようなことが、あってはならない。たとえばトランプ関税だ。明らかにWTO
のルールに反している。こんなものを押し付けられて、黙っていていいのか?
もしも大国による一方的なルール違反を容認すれば、味を占めた大国は、未来
永劫自国に都合の良いルールを押し付けて来る。そこで高市氏に望むことは、
気違いトランプに、正論で、真っ向から、公正公平な貿易のルールの原則を説
くことだ。もちろん、カナダ、オーストラリア、EU、アセアン諸国にも呼び
掛ける。どれだけ賛同を得られるかは分からない。また、仮に賛同が得られた
としても、気違いトランプが素直に言う事を聞くとは限らない。それどころか
相当の摩擦、葛藤が生じることが予想される。しかし、もしも日本の首相がそ
のようなことを主導すれば、たとえ一時的に日本の国益を損うことがあったと
しても、10年後、100年後の日本の国益に資するところ大であることは、間違
いない。
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