
音源媒体については、最高品質で録音されたCD音源と、
それ以上のハイレゾ音源を聴き比べて差がわかる人間なんてのが
稀有なぐらいには、44.1KHz/16bitなCD品質で十分なとこがある。
問題は録音の品質で、80年代のCDなどはそこが悪くてカセット並みの音質だったり
したことが多かったので、CDにも音がよくないイメージが少なからず付帯している。
90年代にはもう、録音技術のほうもそれなりに進化して、
一般人が不満を感じないレベルの録音が普及して行ったので、
それ以降は音源よりも出口のハード機材の品質のほうが重要になった。
でもIT偏重のせいで、その出口のほうがどんどん矮小化して行き、
そこを音源のハイレゾ化で補おうなんていう無益な真似も生じ始めた。
結局レコードこそが最高とかいう主張も、そういった錯綜の中で生じたものに過ぎない。
CDでもレコードでもハイレゾでも、それらの音質差を聴き分けられる耳とか以前に、
聴き分けられる品質のオーディオや、それらを十分な大音量でかけられる部屋が
まともに普及してないんだから、闇夜のカラスの追っかけっこでしかないのね。😵
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