
いまだ仏教徒が多数を占めている日本と、
朝鮮戦争後に総員でプロテスタントに改宗した韓国で、
ノーベル科学賞の受賞者数に絶大な格差が生じていたりするのも、
まさにそういった「諸法実相のわきまえの上での勘働き」を可能としているか否かによる。
未だ未知の領域へと果断に踏み込んで行こうとする気概だけなら、
別に日本人ばかりが特別に抜きん出ているわけではないが、
そこで「あれはあり得てこれはあり得ない」といった現実把握を
厳重に守り抜いておくことを兼ねる能力こそが、日本人は長けている。
未だ妄想的なカルト信仰に耽っている者などからは、
堅苦しくてつまらない取り組みとして非常に忌避されがちなのではあるが、
まずそういった下積みがあればこそ、ノーベル科学賞級の偉大な功績のみならず、
イグノーベル賞を授与されるような面白研究などもまた派生させられるのである。
近年、日本発の文化で最大級の世界的人気を博している漫画アニメなども、
まったく好き勝手放題に描いているのではなく、厳重にわきまえられた
現実とのリンクなども随所に散りばめればこそ、人々の心を打つ面白さを帯びている。
(なろう系ですら無職がトラックにはね殺されて転生みたいな前置きを介する)
ただただ身勝手な妄想ばかりに耽るのは本人が楽しいだけ。
まず現実を厳重にわきまえた上でのイメージングこそが、大乗の楽しみをもたらすのである。
返信する