
俺ももういい加減、無理な運動は疲れる。
それで古流の武芸や本物のヨガなどにも根差した、人間工学的に
無理のない運動だけを心がけているけれども、それも簡単な範囲だけだと、
多くの年寄りや女の愛好者が来しているような徒労になりかねないので、
「無理のない運動だけは徹底的にやる」というのを心がけている。
すると、ちょっとでも不真面目が入り込むのが命取りになる。
画像のカポターサナという上級中の中級ストレッチを、
もう10年以上続けてはいるけれども、これも少しでも適当にやって
やろうとするような不埒さが心中にあると、そのせいでおかしな捻りやら、
腰や肩だけへの過度な負担やらといった弊害を伴い、そのせいで不調を招く。
今までに長年こなし続けて来た経験の積み立てを活かして、
どこにも無理のない合理的な身体操作だけを、まるで綱渡りのように尽くす。
そのためには、どこかを適当で済ませようなどとする不埒さを全廃した、
徹底的に大真面目な心持ちを守らねばならぬ。
綱渡りでなくば、何十億円もするのに、ちょっとした不注意だけで
故障からの大損害を招いてしまう工作機械を、粗相のないように取り扱うような慎重さ。
年取ってからの運動や自力での健康養生のためには、まさにそれを可能とするだけの真面目さ
がなくてはならぬ。故に医療保険などなかった昔の老人にオナメンはいなかったのである。
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