
在俗の男が、必ずしもそのような、
自力だけでの夫唱婦随による嫁の精神安定を尽くせるとも限らないから、
本格の出家修行に取り組むお坊さんなどをその支援者とすることもまた有用となる。
華厳経に「国を挙げて仏門に帰依すればこそ子孫も繁栄」などとあるのも、
さような在俗の信者に至るまでの、精神安定の回向が見込まれるからである。
ただし、今の日本の仏門などは、出家主義の聖道門に至るまで世襲制で、
坊主といえども妻子を持つのが当たり前となってしまっているから、不可である。
明治期の廃仏毀釈の禍根もまた、文化財の破却などではなく、高野山の出生率を
永年ゼロ人化ならしめていたほどの、出家と生涯独身の合致の廃絶こそが最大級なのであり、
それにより仏門帰依の功徳を9割がた以上霧消させてしまっているといっても過言ではない。
そのような問題を解消して、本格の出家仏教を復興させたとしても、直接帰依するのは
主に旦那のほうであり、そこから副次的に精神安定を嫁にまで見習わせることにもなる。
何しろ本格の出家主義なのだから、女人が直接教示を受けるのも基本不可となるのでな。🤗
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