だいたい、俺がウクライナ戦争開始よりも前に、
有事に備えての軍用品の物色を半公開的に始めた時に、
(今は機密にしたほうがいいことも増えて来たんで開示を極力避けてるが)
バトルベルトやレッグリグのような下半身装備ばかりにこだわって、
上半身の、とりわけ近年の軍装では花形中の花形扱いにされている
>>13画みたいなプレートキャリアにまったく興味を示さないでいるのを、
「今時のトレンドより遅れてやがるw」「ミリタリーが何にもわかっちゃいねえww」
と揶揄してる連中がいたのをよく覚えているもんだ。
その頃から俺は、プレキャリについては「なんか違くない?」と思ってた。
分厚い防弾板が入ってる割には、防護面積が裸の大将のタンクトップにも劣り、
ビキニアーマーに毛が生えたぐらいでいるのが、古来の甲冑のあり方などからも
あまりにもかけ離れているせいで敬遠していた所が、案の定であった。
どんなに暑くて重くて動きづらいのであっても、
十分な防護能力を稼ぐためにはこういう、全身をなるべく覆うアーマーでないといけない。
温故知新の心がけがあれば、専門外でもすぐにそれぐらいのことは感づくところが、
価値相対主義でどこまでも新し物への盲目な変節ばかりを持て囃しているようなら、
かような進化のつもりでの退化を来たしてしまうことにもなりかねないわけである。
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