真実に向かおうとする意志 偉大なる生存の報告 part325

昨日からか、ちょっとM坊の狂乱具合が普通じゃない。

相当に容態が悪いんだろうが、一応意味が通る程度の会話にはなっている。
もうそろそろフェンタニルで会話ができなくなるのを見越しての、最後の抵抗のつもりだろうか。

意識が飛ぶ分量の使用許可が出てるのに服用を引き延ばしにしてるのなら、相当辛い状態だろう。

それでも何かを得てから逝きたいがために、無理を押して絶叫してるのかもしれんが、
残念ながらもうおまえにはその能力も権限もない。

人の話を真面目に聞く能力を損ねることでこそ、不都合な真実ばかりを口にする俺とも、
長年付き合えて来た。その立場からこれ以上得られるものは、もう何もない。

それだけ、おまえもおまえなりに精一杯やって来たってことなんだから、お疲れ様だ。

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