なぜ明和をやってる人は性格が悪いのか
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↓↓↓ 以下、「進撃の巨人」のネタバレ注意 ↓↓↓ 「進撃の巨人」に、ライナー・ブラウンという準主役級のキャラが出て来るんだが、
これが始めは主人公たちの側から見ればどうしようもない、
どうあっても殺すしかない裏切者のドクズとして立ち回るんだが、
話が進むに連れて、本人にも已む無い事情があったことが知れて、
実は作者のお気に入りキャラだったことまでもが発覚しながら、
最終的には愛され系の半ネタキャラとして最後まで生き延びるという結末を迎える。
他者への評価なんてのは、その性格も含めて、
見る側の視点や立場、その時点で知り得ている知識などによって
いくらでも千変万化することを、身を以て教えてくれる好例のキャラでもある。
俺を含む、いかにもドクズらしい明和住人などにも、実際にはそれに似た裏があったり、
評価しようとしている自分の側にも何らかの問題があったりするような可能性がある。
だから俺も、いま最たる敵対者として立ち回っているM坊などに対しても、
「ここでのおまえはこういう姿なんだから～」という
場合分けを加味した付き合いにとどめるように努めている。
所詮は、面と向かい合いもしない匿名掲示板上での付き合いなのだから、
そこに自分や相手の全てがあるなどと思い込んでの執拗ないがみ合いに興じたり、
場合分けをも無視したようなドクズのレッテルを貼ったりするのは避けるべきだといえよう。
↑↑↑ 以上、「進撃の巨人」のネタバレ終わり ↑↑↑
総じて、「戦っている状態の人間」というのは、性格が悪く見えるものである。 戦ってない状態の人間の、一番悪い性格よりも、さらに悪いのがデフォな状態。
それ自体が殺し合い級とは限らないにしろ、戦いの極北にはいつも殺し合いがあるのだから、当たり前。
一部のベトナム帰還兵のように、そこから帰って来られなくなる場合もあるが、
仮に戦っていない状態に精神面から鞍替えできるのであれば、そういう人間が、
戦っていたからこその性格の悪さを脱ぎ捨てられるようなこともある。
全ての元日本兵が、戦後も狂人級の性格の悪さだったなんてこともないし、
ある程度以上の精神力や、戦時と平時を分けて考えられる分別が十分なら、
誰にでもとまでいかずとも、それなりの人数が可能とするところなのである。
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