
米統一教会の元関係者が、「あれは宗教団体ではなく政治団体」
などと報道番組の取材で証言しているのも目にしたことがあるが。
宗教団体でもあり、政治的な圧力団体でもあり、両者の存在性が不可分なもの。
信者たちが政治権力への干渉で世の中にモノを言わせたりすることへの陶酔で
信仰を激化させているために、そういう活動なくして成り立たない宗教でもある。
そんな信仰に入れ込んだりするのも、自分たちが人並みよりも弱い生き物だから。
官民いずれであれ、真っ当な社会人としての働きによって国力の底上げなどに
貢献することもできない惰弱者だからこそ、とにかくどんな手を使ってでもいいから
世の中への影響力を持ちたいような思いに駆られ、カルト信仰だろうともそれを進取する。
そこでの献金布施などで破産や家庭崩壊のような自滅状態に陥ろうとも、
弱さへのコンプレックスによる苦悩や、そこからのヒスを誤魔化していられる機会に
恵まれるというただその一点だけの理由によって、決して信仰をやめようとはしないし、
同様な境遇にあるような老女の信者たち同士が、そんな有様をかばい合ったりもする。
弱い者の敵は弱い者であるが故に、弱い者であることが多い女の敵もまた総じて女たる。
たとえ味方のつもりでいようとも、結果的にお互いを破滅へと導き合う敵同士でしかあり得ない。
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