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自分なりに、現代邦楽の多くがしみったれコード変調に聴こえる原因を分析してみたんだが。
伝統邦楽の多くは、コードでいえばマイナー調が主流で、
洋楽ならメタルとかハードコアとかの過激で暗いジャンルに多い傾向だけれど、
別にそういった洋楽みたいに、後ろ向きな感性が込められているわけではなく、
「通りゃんせ」的な注意深さだとか精神統一だとかを高めて行く、毅然とした意味合いが
込められていたりするので、それだけだと別にしみったれているようにも思われない。
現代邦楽はただマイナーなんじゃなくて、マイナー→メジャーという変調を主としていて、
それで曲調の明暗を際立たせているせいで、マイナー調な部分が特にしみったれて聴こえる。
マイナー→メジャーという変調が、日本人にとっては伝統尊重から西洋かぶれへと
変態して行く心の流れに大変フィットするので、西洋かぶれとも大変相性がいい。
(だからこそ敗戦後にずっと流行って来たし、あえて流行らせて来たのでもあろう)
より高尚な文化を棄てて、幼稚な文化へと惑溺して行く頽廃傾向が常に不随して来たために、
いい大人が赤ちゃんプレイに興じるような悪趣味さをも少なからず帯びて来たもの。
若者がリアタイでない一昔前以上前の現代邦楽を聴かされて感じ取るような古臭さとかは
それが原因だったりもしようが、それは別に最新の邦楽だって脱却できている様相ではない。
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