客観主義の歴史家だった司馬遷でも、
あらゆる人種の中でもヤクザや占い師や佞人以下な、
この世で最低劣の徒輩として扱うことで漸く記録に遺すことが許された
素封家、投資家なんていう部類の人種が、その本性を開き直って、
王侯をも上回る雲上人の扱いまで時に受けているような世の中なんかが、
当然そううまくいくわけもなく、昔からそうであり続けて来た
(というか大地主こそが国の王侯も歴任して来た)西洋もまた、
100年と平和な世の中を持続させられた試しがないのである。
実は、そういう人種を分相応な所まで弱体化させるのはそう難しいことではなく、
別に世の中が総員で出家者並みの清廉さを守らなければいけないわけでも、
ヒトラーのユダヤ教徒迫害並みに激烈な差別を講じなければならないわけでもない。
ただ「金カネ好きなのに宝物嫌い」なんていう人種だけは信用しないようにするだけでもいい。
それは結局、流通の道具としての金カネの本質までをも見失っている心神喪失者を、
分相応な扱いに留め置くだけのことなのだから、そう難しいことではない。
普通の心神喪失者が一人前の扱いを受けたりすることは今でもないんだから、
(だからこそ貴地外無罪系の法整備もまた行き届いている)
ただそれと同様な扱いにしていってやればいいだけなのである。
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