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フリーアナウンサー、生島ヒロシ（74）が27日、TBSラジオの冠番組を降板し、無期限活動停止を発表した。

同局は「生島氏にTBSグループ人権方針に背く重大なコンプライアンス違反があったことを確認したため番組出演の継続が不可能と判断した」として、「生島ヒロシのおはよう定食」（月～金曜前5・0）と「生島ヒロシの一直線」（同前5・30）を降板させた。

理由について「関係者のプライバシー保護の観点から説明を控える」としたが、関係者によると、スタッフに対する厳しい発言や女性の裸が掲載された雑誌をスタジオで広げるなどのハラスメントがあったとして放送終了後に同局が生島氏に確認し、認めたため降板を通達した。

生島はサンケイスポーツの取材に「TBSラジオの社長から呼ばれ、降板決定の通告を受けました」と明かし、「スタッフに対しては良かれと思い、檄のつもりで言ったことがパワハラと取られたのでしょう。セクハラやパワハラに対する私の認識不足と不徳のいたすところ」と謝罪。責任を取って芸能活動を無期限停止するとともに芸能事務所「生島企画室」の会長を辞任したことも明かした。

今後番組を継続するかどうか同局は検討中とし、28日の放送は「生島ヒロシ」のタイトルをはずす緊急処置を取る。中居正広氏を巡る問題とは関係ないとしている。

生島は元TBSアナ。両番組は1998年4月に開始し、2月3日には7000回目を迎える予定だった。
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