生まれ彷徨い

競い、他の命を食らい、次を残し、消えてゆく
それを繰り返し繰り返し何億年も

自身もその一部、命の歴史に繋がるものだと思えば
個の死を迎えることに寂しさは無いのかもしれない
この地球上の命はすべてが例外なく繋がっている
連綿の先を夢見て、その夢も紡がれる

なにも恐れることはない
さあ、全裸で街に走り出そう

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知覚、意識、自我は世代を重ねるごとに、より強く、鮮明化しているのではないかと想像する
歳をとって感じることがなくなったが、意識が超越するような感覚というかなんか天然でクスリでもキメてるかのような
何もかも解る、みえる、そんな気がする瞬間があった
はるか未来の新たな生き物はそれを日常の当たり前の感覚として獲得しているかもしれない
もし古い世代の生き物が予感していた、瞬間的には感じていた未来が今の自分たちの当たり前の感覚だとしたら

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