
もちろん、超高速でコーナーを曲がるレーシングマシンなどであれば話は別です。
実際に、F1マシンは極太タイヤを履いているにもかかわらず、
ネガティブキャンバーに設定されていますし、市販車であってもGT-Rのような
サーキットを走行することも考慮して設計されたクルマは、わずかに
ネガティブキャンバーになっています。
結論としては、ネガキャンというのはレーシングマシンのように
超高速でコーナーリングするときには効果がありますが、
一般公道しか走らない市販車にはほとんど意味がないということになります。
それにレーシングマシンは常に細かいメンテナンスが実施されています。
それほどマシンに掛かる負荷は大きいモノなのです。
サーキット走行などでコーナーを超高速で走るクルマ以外には、
タイヤを八の字にするネガティブキャンバーはほとんど意味がない
ことが分かりました。
意味がないどころか、実は鬼キャンのように極端なネガティブキャンバーにすると
危険でさえあるのです。
実際に鬼キャンのクルマを間近で見てみると分かりますが、
タイヤが極端に倒れているために、内側の角の部分しか路面に
接地していません。
つまり、タイヤのエッジの部分で走行をしているわけです。
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