
(
>>54の続き)
もちろん人口が増えすぎても、今のバングラデシュのようなパンク状態に陥りかねないし、
人口動態は増えすぎず減り過ぎず、老い過ぎず、若返り過ぎて文化文明の継承も覚束ない
赤化後のカンボジアのような事態に陥ったりせずといったバランスを保てることが一番である。
一人当たりGDPを尺度にするのなら、人口増を続ける世界平均よりも少し上程度が、
そのような人口動態を実現、維持していく上での最適値ともなるだろう。
今の日本よりもだいぶ下に相当し、GDPの高さ故の豊かさに浮かれて来た日本人などからすれば、
暗黒時代への立ち戻りのようにすら思い込まれかねない水域ではあるが。だとしたところで、
「一人当たりGDPが世界平均を大きく上回り、上位に付ける」なんていう真似自体が、
人口減による自滅もしくは移民による国の乗っ取りを不可避に招いてしまうような
暴挙でしかなかったことを思えば、むしろこれまでのほうが不健全だったのだとみなす外ない。
現状ではGDPランキングこそが、国の総合力の普遍的なランキングのように見なされているものだから、
そこが上位から中下位に転落するのは屈辱のようにも思われようが。それは普遍的なランキングではなく、
将来の国家規模での破滅と引き換えなランキングでしかないことからわきまえ直していくべきなのである。
返信する