
本物のくじ引きや博打自体は、大半の参加者が損をして、
少数の勝者や胴元だけが儲けるのを了承の上で講じられるものだし、
そこを隠したり否認したまま、勝手に同様な企てを国家規模で
推し進めたりしたのは、明らかにくじ引きや博打以上、
なんなら違法賭博以上の悪質さを帯びた詐欺だといえる。
小泉や安倍も、選挙で勝ちながらそういった政策を推し進めたとはいえ、
当時の国民たちが決してそんな内実であることなどを十分に理解していた
なんてこともないし、理解していれば必ずや大多数が拒んだに違いない。
(大多数が損をし始めることが確かな政策なのだから)
そもそもが、そんな愚策を企てて来たような者たち自身が、
自分たちのやってることが国に利益以上の損害をもたらすことを
十分に理解してはいなかったなんてこともまたあり得ようが、
だったらだったで重過失としての責任を問われるべきのみである。
派遣法改悪でも大規模金融緩和でも、同様な政策を試みて悲惨な結果を
招いたような歴史上の実例が相応にあるものだし、そこまで十分な勉強が
行き届いていれば始めから試みもしなかっただろう。そうでなくたって、
そんな小乗で我田引水本位な施策によって、世の中がより良くなるなんていう
考えを少しでも抱けるような時点で、国を取り回したりするには値しない、
「小人罪なし、玉を抱くはこれ罪なり」な人種であったことが間違いない。
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