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不俱戴天ぬ相手は、嫌うしかない 偉大なる生存の報告Part349


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036 2026/07/22(水) 09:45:10 ID:svdcAVuaAs
性善説が真実だからこそ、
性悪を開き直る性悪主義者だけが特別にトランプのようなお粗末さとなり、
勝手に不安定をこじらせての自滅を来たす。

ヘーゲルは「精神現象学」の中で、自らの哲学的探究の先に
謎の「大穴」が存在することを示唆していたが、その大穴こそは、
画像右の偽悪の内側に存在している「禁忌扱い状態の善性」だったのであり、
自分たちがカルト信仰や洋学を通じて頑なにないもの扱いをして来たものであるが故に、
最高位の哲学者といえども、それを空虚な大穴としか捉えることができなかったのだった。

そこには事実、何かにかけて極端に振りきれること全般を忌み避ける
中庸さこそを至上の徳分と見なす部類の善性があり、それ故に極端ばかりを奨励する
聖書信仰や洋学のポリシーに反するのみならず、見るからに分かりやすい実体というものがない。

中正とは何かを突き詰めた大乗仏教の中観、般若思想などもないない尽くしの
畳みかけであり、なればこそお大師様も「虚空の徳」などとそれを表現されていた。
それでもそこに不虚なる真実の善性が色即是空、空即是色の域で遍在すると
認めて重んじてかかるという所に、人間精神の真の善性への親しみもあったわけで、
そこまで至れない未熟な思想信教が、世界の辺境で一つや二つぐらいは派生して
しまったのもまた、人類の歴史にとっての必然のうちだったのだろう。

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