
「日本は何もかもが欧米よりも遅れている」
「西洋文化文明は東洋のそれよりも全般的に優れている」
この二つは一見似ているように思われるが、
日本の次世代などは前者の洗脳からはすでに解放されている一方、
後者からは未だに解放されていない(俺を除く)。その心はというとーー
「日本は世界で最も成功した社会主義国」などという形容が聞かれるように、
西洋文化文明的な尺度に即して、日本は欧米を追い越したと考えられている。
スマホやPCなども内実、日本人が発明した技術ばかりが詰め込まれて
いるのなどを見てもわかる通り、それもまた決して間違いではないのだが。
それとはまた別に、古来の東洋的な文化文明に基づく日本人の成熟が、
西洋のそれよりも優れているとする考えが別にあり得る一方で、
これはまだ次世代の日本人の間でもほぼ通用してはいない。
特に儒学や仏教のような、外来の東洋文化によって日本人が欧米全体を
上回るほどの文化文明的上達を果たしたという点については誰も認められない。
そもそも今の日本の支配層である日本会議慶応閥系の保守層からして、
儒仏を尊ぶ幕府政権を倒して権力を簒奪した流派の身の上であるために、
さような認識が通用し始めることがどうしても許せなくて、阻み続けている。
それ故に洋化による日本人の劣化なども未だ止められないままでいる。
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