
反知性主義者は、えてして学識者などへの反意をその理由として挙げることが多いが、
それは後付けの理由に過ぎず、本当は自分自身がものを知ることにかけて、
ろくに楽しい思いなんかをして来なかったことこそが最大級の原因たる。
近ごろ、学校の体育の授業が、運動音痴な子供へのリンチ状態であるために、
かえって運動嫌いを激化させる原因になっているなどというのがちゃんと問題視
され始めているが、その知能版にもあたるのが、このスレで提示しているような問題。
学校の勉強で嫌な思いをさせられるのも一大原因ではあるが、
それとは関係のない所で小説映画音楽、漫画アニメゲームなどと、
諸々の文化的な情報享受を楽しむこともできる。それらすらあまり楽しめずに、
もはや何かを記憶しておくこと全般が面白くない、という域の人間がいて、
その原因になるのは学校の勉強どころですらない、生きていて何かを知ったりする
ことにかけて、何もかもが不快に思われてしまうほどの、不幸な境遇ってのがある。
世の中にあふれかえっている情報が何もかも一定以上につまらなくて、
何かを覚えたり深く考えたりすることにろくな価値も見出せない。
だからもう覚えないこと、何も考えずにボーっとしていることこそが最高の楽しみ、
それを助けてくれるスポーツ観戦あたりが至上の文化享受になったりするという。
文化知識全般がろくに人々の福利厚生に貢献していない状態だからこそ、そんな人種が増えてしまう。
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