自分自身がでも、先祖代々でも、
人生で嫌な思いばかりをさせられて来たような人間が、
とにかく何もかもできる限り覚えておきたくないという欲求を募らせて、
脳の忘却能力のほうをできる限り高めておこうとする習性を抱いてしまう。
そういう人間にとって、何かを覚えさせられたりすることは、
それと引き換えに忘却能力の目減りを強いられることになるために、
それだけでももう不快な思いに駆られるようになる。
そういう人間に、必要もなく何かを教えようとしたりすると、
ただそれだけで不快感を抱かれるから、そういう「負の向学心」の持ち主
というのが存在することをわきまえて、過度の教えたがりなども避ける必要がある。
そういう人間からすれば、なんにも考えずに頭パーの状態で観てられる
スポーツ選手の活躍あたりが、あらん限りに記憶力を駆使することで成し遂げられる
ノーベル賞級の科学技術的功績などよりも、偉大なもののようにすら思われたりもする。
別に、学習障害や識字障害まで患う低知能とかでまであるとも限らず、
それなりの高学歴だったりしようとも、勉強はあくまで出世栄達などのために
嫌々やっただけなんていう人間であれば、いくらでもそちら方面の人種となる。
そういう人間は基本的に、大人になってから更生することなどは不可能なので、
不幸すぎる人生を送るような人間を始めから減らして行くことのほうが肝要となる。
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