神話とは裏腹に、封建的な現実社会においては、女が男よりも高い身分として扱われる
ようなこともないにもかかわらず、下の立場から根本的に世の中を支えて行く
一員としてのプライドを得て、俗人の女としては最大級の心の平穏に与る。
フェミの女はそこを否定するがために、決して一定以上の心の平穏が得られなくなるし、
あえてそこに迎合しようとするような男もまた、上の立場から世の中を支えて行くが故に
得られる部類の、男としての心の底からのプライドを損ねるがための狂気を患ってしまう。
女としての社会的な地位の高さに固執するあまりに、人の母親たることのプライドを蔑ろに
するが故にヒスの狂乱に見舞われる。それは、必ずしも子無しの女ばかりに限られたことではなく、
たとえ子を産み育てようとも、その手の通念ばかりに囚われているようなら同類と化することがある。
世の中全体がフェミを推進するような風潮でいようものなら、自らがフェミを自認などしていない
にもかかわらず、母親となることにうまくプライドを抱くこともできないままに終わるような
女までもが生じてしまい、ヒスの母親の下で子供が苦しめられるような問題もまた生ずるものだし、
ヒスの危害というのはフェミ自身に限らず、周囲にまで容易く浸食して行ってしまうものなのである。
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