
さっきテレ朝のワイドを見てたら、昨日ちょうどこんな判決もあった直後に、 
 理系分野での女子優遇だの、プログラミング教育の推進だのと、 
 相変わらず全くの的外れな理系振興策を国が企ててるのを報じてたわけだが。   
 どちらも、今の日本の支配層に、ろくに理系への理解者が 
 いないが故に生じてしまった痴態である点では共通している。   
 プラザ合意による円高不況以降、戦後旧世代の日本人が完全に既得権益を囲い込んで 
 次世代を排除したのと同じように、権力機構もまた文系の洋学閥が完全に牛耳り、 
 理工系をシャットアウトして国全体から排斥して行く流れも固定化されたのだった。   
 その状態から、マッチポンプに理系を復興しようなんてのも土台無理な話であって、 
 まず権力機構を、その資格もないような連中が牛耳っている所から改めるのでなければ済まない。   
 プログラミング教育なんかをどんなに充実させたところで、感情的で非論理的な 
 旧世代の日本人などが社会の上層部を牛耳っているうちは、まともな人材活用も務まらぬ。 
 それと同様な妨げが微にわたり細にわたり手枷足枷となっての雁字搦め状態でいるのが 
 今の日本社会なれば、まずその構造をひっくり返す所からでもなければ回生もないのである。
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