
健康と病気板に、新たにスレ立ててでも語ろうかなと思うような話だけど。
人間って、「病識の能力」はなるべく高いほうがいいのに違いないんだが、
今ほどそれが疎かにされているような時代もほかにないな。
たとえば、睡眠不足による心身の疲労感なんかも、致命的に体を壊したり
する前から機敏に察知して、十分に寝て回復するのに越したことはないのだけれども。
ある程度以上に疲労がたまった状態を持ち越したままでいると、もはや自分が疲れていることに
気付かなくなって、それが当たり前のことだと思い込み始めて、十分な睡眠を怠るようになり、
挙句には致命的に健康を損ねて寿命を縮めるようなことにもなってしまう。
人間の精神というもの自体も、セロトニン分泌による心の安定が不十分な
状態が長年続きすぎたあまりに、それが平静な状態だと思い込むようになり、
そこから多くの精神病への罹患や増悪を来たしてしまったりするものだが、
そういう人間ほど逆に、他人への病気呼ばわりなどの攻撃性も高まっていたりする。
ここに限らず、日本全国全世界で、不毛な争いが戦争級か以下かを問わず激化している
今のような時代こそは、自らの不調と真摯に向き合ってその根治に取り組んで行くことが
もっとも疎かにされている時代でもある。むしろ病識の能力を高めることでそのような問題を
抑えていくことのほうが、争いのほうを頭ごなしに抑え付けるよりも必要なことだろうな。
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