
Intelが発売した世界初の商用CPUである4004も、
日本人の嶋正利氏によるものだが、
これも開発技術ごとアメリカのものとなって今に至る。
しかし、アメリカ自体にそこまで精密工作のセンスがないものだから、
CPUのコア数を増やしての処理速度の向上ばかりに執心した挙句、
回路の高密度化で台湾や中国に負け、Intelも背伸びして無理に高性能な
CPUを売り出しては不具合を連発させるお荷物企業と化してしまった。
日本もこの方面での技術停滞が著しいとは言われてるけれども、
今でも主要な工作機械だとか、半導体製造に不可欠な超純水の製造技術
などでトップシェアを確保していたりするし、ただ半導体協定以降の遠慮癖が
仇となって、CPUの主導的な開発などにも本腰になれないでいるだけ。
台湾がアメリカや日本と昵懇なのだから、台湾にやらせときゃ
いいのかと思いきや、あそこにも親中派なんかいくらでもいるもので、
だからこそ5nmプロセスのチップ開発などにも一緒に取り付けていたりする。
結局、本当に自力面で半導体競争から完全に取り残されているのも、
アメリカのほう。たとえNVIDIAやAMDが自国の企業だろうとも同じこと。
「ダメな奴は何をやってもダメ」が、ムーアの法則と共に極まってるわけ。
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