いつまでもわきまえられない「女の敵は女」 偉大なる生存の報告Part339

近年、多くのクマが人里に降りて来て悪さをすることに対して、
「可哀そうだから殺すな」などと役所などにクレームを入れる者と、
逆に「もう殺し尽くそうぜ」などとネット上で豪語する者とが多くに上っている。

前者が鼻つまみ者扱いをされるのはもうすでに常識事ではあるが、
（秋田県知事なども公然と、もう取り合わないと宣言するぐらいには）
後者も後者で、スズメを害鳥扱いして殺し尽くした挙句に大飢饉を招いた
中共などとも同レベルなメンタリティに過ぎて、とても褒められたものではない。

話が通じない、食料などで利害相反する面もあるような害獣などが相手でも、
ただその存在を許さないというのでも、許して好き放題にさせてやるでもなく、
どうしても必要な範囲だけ狩り獲ったりするような、絶妙な関係を保っていた
古来の日本人の在り方こそは、仏の道に即していたともいえよう。

それは絶対に許さなかったり、許し尽くしたりする一つ覚えよりも多くの
労力や注意を要する選択肢ではあるのだけれども、そこにこそ熊や鹿のみならず、
人間側が最上級の精神性と共にあるがための安楽もまたあったであろう。

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