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>>190の続き)
「男は理性、女は感情の生き物」というのは、正確には不適切な表現であり、
「男は情理をよく一致させ、女は平気で分裂させる」と評するほうが正しい。
ただ、その情理の一致の先に洋学の理系、チー牛的なアスペ傾向があるという風に
思われている場合が多いために、そちらのほうが女より優れているなどとも
あまり思われない。これは一種の誤解であり、ASDは情理の一致の副作用で、
情念が過剰に委縮してしまっているような人間にみられる特徴である。
禅の坊さんなどは、情理が完璧に統合できていながら、最大級に激情的だったりもする。
東洋の叡智にはさような、「心の欲する所に従えども、その矩をこえず(為政第二・四)」
の研鑽に取り組む体系が豊富だが、いま日本でも正規教育に据えられている洋学には
そんな体系が皆無であるために、情理の一致を志す以上は情が委縮してアスペ化し、
最悪の場合はボルツマンやカントールのように、重度の鬱に陥っての惨死にも見舞われる。
ノーベル科学賞不能級に過大評価や過小評価の激情にまみれるでも、
洋学止まりな情理の一致によってアスペと化するでもなく、
情理の一致の上で情操の側も最高級ならしめることこそが、人としての最善。
その道に長ける男のみが、女子小人以上の賢者として世の中を導いて行くにも値する。
今があえてそんな人種を絶やしている時代なだけで、育てれば相応に輩出できもする。
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