特に、文系による理系排除や、中抜きピンハネなどが問題化し始めて
以降の日本社会で深刻な蔓延を来たしている上に、日本以外の世界中や、
太古からの歴史上においても、亡国級の危難を招く一大元凶となり続けて来た病理。
ヒステリーは基本、百害あって一利もない精神薄弱者の心の病扱いではあるが、
そのヒスこそが逆に、派閥争いで勝ち抜くための有用な道具へと成り代わる。
ヒス持ちの人間に特有の心理として、天邪鬼の思考回路が激化するというのがあり、
これと決めた敵対相手の言うことを何も聞かず、できる限り何もかも逆を行こうとする
思考規範や言動規範が盤石化して、ほとんど自動的にそれを試みるようになる。
その状態で、味方にしたい相手との同調を図り、敵対相手を孤立に追い込む。
それが、ヒスなど患ってない人間以上に派閥争いでの勝利を得る決め手となる。
ヒスでありながらコミュ力もあるという部類の人間が、企業や官公庁や
大学、病院などの各種組織における一番の勝ち組となって、おごり高ぶる。
そこには仁義もなければ、能力の高低に基づく適材適所を尽くすような合理性もなく、
ただひたすら社会的な成功を謳歌したいだけの見栄っ張りがそれに与る虚栄のみがある。
これが組織腐敗の大元凶となる上に、対外戦で敗れる脆弱さの呼び水ともなるのである。
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