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この世で最高の"イデオロギー"は「無為自然」である 偉大なる生存の報告 Part313


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001 2023/11/15(水) 18:50:33 ID:TPWuOZHNck
思想哲学宗教一般としては、仏教などのほうが優れた側面があるし、
体系的な政治思想としても、儒学などのほうが資料豊富で勉強のし甲斐があるが。

ことに、自由主義や民主主義や独裁主義や資本主義や共産主義のように、
世の中全体を司る役割を担わせるイデオロギーとしては、
老子荘子列子のような道家が謳っている「無為自然」が最も優れているといえる。

言い換えれば、世の中を作為的なイデオロギーによって支配しようなどとすること
自体を放棄してかかる、アンチイデオロギズムこそが最も優れているともいえる。

いま世界最高の理想として欧米が無制限に推し進めようとしている
自由主義や民主主義なども、カタにはまった秩序の中で生活を営んだり、
求道的な修練に取り組んだりしたい人々にとっては、かえって邪魔にしかならない。

一方で、社会秩序こそを最優先しようとして、共産主義や独裁主義のほか、
儒教を絶対的な国の支配原理に据えた場合などでも、酷刑の乱発や
被差別民の増大のような問題性を来たしてきたものである。

仏教を無上の支配原理に据えた東南アジア諸国なども、自国の平和は確立された一方で、
文明発展が滞り、諸外国からの侵略支配をほしいままにするような問題を招いたもの。

この世の全てを司るイデオロギーなんてものは、そもそもないのが一番であり、
神仏儒など多くの思想信教に司られながらも、唯一無二に絶対的な支配原理たる
イデオロギーなんてものは別になかった、昔の日本のようであるのが理想なのである。

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073 2023/11/21(火) 13:12:30 ID:Z0XLQSxx/.
最終回が放映された進撃の巨人、ほぼ全世界でテレビ視聴率一位を獲得。

おそらく、一番視聴率が低いのがこの日本なぐらい。
世界ではもう死に絶え始めてるような旧世代の年寄りばかりが、
主たるテレビ視聴者であり続けている結果。

未だに日本で世界一扱いのロックバンドといえばビートルズだが、
アメリカなどではすでにリアルタイム世代の年寄りがほとんど死に絶えてるので、
いま主要な年配世代にとってのリアルタイムだったボンジョビやガンズのほうが世界一扱いだと。
(全世界でも、ボーカルがインド系だったクイーンのほうが人口面からの支持で世界一という)

ChatGPTの作者も30代だし、世界ではもう旧世代の覇権など終わっている。
日本だけがまだな代わりに、脛かじりの高齢ニートが言いたい放題できる。
そこが世界に追いつくというのならそれもそれだが、おまえらにとってはご愁傷様だな。

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075 2023/11/21(火) 15:16:14 ID:Z0XLQSxx/.
「上の世代や、同世代の女や、CIAやGHQや、西久保や永井に、
常人なら死ぬほどの絶大な苦難を押し付けられながらも、
その苦難を乗り越えて、万世に泰平を切り開かれた大雄」として、
歴史に美名を馳せる生き方に徹しているなあ。今のところは。

必ずしもそうなれるとは限らないにしろ、
少なくともそうなれる権限を失ってはいない。

権限を温存したまま鳴かず飛ばずで生涯を終えるのはまだいいが、
その権限を失ってまで生きるぐらいなら、死んだほうがマシだな。

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076 2023/11/21(火) 15:22:37 ID:uI9WzOcu.A
なら後者を実践しとけ、タコw
はよしろな~

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079 2023/11/21(火) 21:15:02 ID:Z0XLQSxx/.
50代まで、信長秀吉に抑圧されてのパシリ働き。
家臣たちの前であえて土下座させられるような真似まで
強いられておいて、60間近の関ヶ原でやっと名誉挽回。
60でようやく征夷大将軍として天下を取るも、即座に二代秀忠に跡目を譲って隠居。
そんな家康公の生涯にこそ、幼稚な死にたがりなどには決して真似も
出来ない域の、卓越したハードボイルドさを感じられるもの。

この、疋田文五郎の描写はフィクションであるにしろ、
実際にこういうこともあったかもしれないし、これまた若いうちから
乱交放題な好色オスなぞには決してあり得ない域の凄みを感じられる。
(長年剣術修行に一筋でいたからこそ、老翁となっても精力絶倫なままなのだし)

あまりにも、若いうちに犠牲にしているものが多すぎるために、
あえてそうなりたいとまでも思わないにしろ、すでに成り行きで自分も似たような
生き方を現時点までしてしまっていることだし、嫌でもそこにあやかるしかない。

もちろん別に嫌でもないから、その実現にも全力で臨んで行く所存だな。^^

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083 2023/11/21(火) 23:58:18 ID:78O70LeK8E
いやイデオロギーって思いっきり「為」だからw

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085 2023/11/22(水) 09:22:40 ID:dk4NhcQlzg
>>80
そりゃあ、10年後や20年後にも、日本における世界一扱いの
ロックバンドがビートルズのままであり続けてるか否かによるなあ。
もはや世界でも唯一と化してしまってるわけだが。

>>81
進撃の巨人はたしかに漫画アニメだが、
それがイスラム20億を含む全世界で同時に一番人気を獲得した、
おそらく歴史上初の文学作品だっていうのは、現実だ。
(イスラム圏は西洋文化をシャットアウトしているため)
そこの区別が付いてないあたり、それこそ言ってることが自己紹介じゃないか?
日本の本当にすごい所は、どんなに紛う方なき真実だろうとも、目を背ける。
おそらく世界でも日本と北朝魚羊の人間だけが受けている徹底洗脳のせいでなあ。
(韓国人もパクるためには結構いい所にまで察知を及ばせているので)

>>82
普通の老人はそうだろうねえ。
>79の疋田文五郎もそうだし、ヨガ行者には70代で20代並みの体力を
持ち合わせたままでいたアイアンガー師みたいな人物も実在することだし、
(だからこそ漫画のフィクション描写でも現実に通ずるものとして引用している)
あくまで特殊な訓練を受けて来た部類の老人に限ることだね。

>>83
イデオロギーなんて虚構だつったら、そりゃその通りだけれども。
すでに俺自身が>>62で述べていることだし、だからこそ、イデオロギーは
「虚勢恬淡寂寞無為(荘子)」であることを至上とすべきだと言ってるわけでな。

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091 2023/11/22(水) 11:56:23 ID:dk4NhcQlzg
とみ新蔵氏の作品は、本物の武芸をできる限り忠実に描写することに
特化している作品ばかりだし、それをただのフィクションだなどと片づけて、
こういった本物の超人的な健康長寿と分断して考えたりするほうが、むしろ失礼なものだ。

進撃の巨人も、異世界SF物ではあるにしたって、現実の戦争などでもありがちな
修羅場の実相をよく忠実に描写した作品だからこそ、中東やウクライナのような、
今まさに戦争のさなかにあるような地域でも熱狂的な支持を受けているもの。

フィクションにも、現実の物事をより分かりやすく、面白く表現することを目的としたものと、
完全に現実逃避ばかりを目的としたものとの両方がある。自分が後者ばかりが好きだからといって、
全てのフィクションをそうだなどと決めつけるのも、自意識過剰の思い上がりによる僭越が過ぎるといえよう。

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093 2023/11/22(水) 12:04:14 ID:dk4NhcQlzg
10年後や20年後にも、ビートルズやジョンレノンの活躍を
リアルタイムで見てたような世代が日本社会の実権を牛耳り続けているようなら、
俺もまた今とそう変わらないまま。そうでなければそうではない。

いずれはそうでなくなる日もまた来るのに違いないが、
それはおそらくは俺自身の親も亡くなって後のことだろうし、あえて早急を望みもしない。

もうハシカンですら40、50をすぎて、結婚して大きい子供もいるかもしれないが、
それも自分には縁がない相手だったものとして諦めるのみ。そんなところに、
執着を抱くべき理由もなければ、道義性もないのだから。

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094 2023/11/22(水) 12:32:15 ID:dk4NhcQlzg
「卵を100個縦に重ねて立てられるほどの能力があろうとも、
男が片想いみたいな情けない真似をするな」(伊勢物語)

もちろん、愛のない女に自分から一方的に愛を注いで尻に敷かれることの
道義性ほど、現実にも、良質なフィクションにも存在し得ないものはない。

「愛がなかった」っていうのも、今まさに現在進行形で証明され続けていることだしなあ。

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096 2023/11/22(水) 13:51:52 ID:09THrOsNxU
>>71
またその画像?とか言っときながら自分も使うのかー
流石地蔵並みのクソヤローすね😂

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097 2023/11/22(水) 13:54:37 ID:dk4NhcQlzg
W杯優勝、紛れもない世界一のスポーツ大国である
アルゼンチンの大統領が、あろうことか"チェンソーマン"に。

未だに、日本の否定派似の30代男性(諌山創)が、ビートルズやボブディランを
上回るような広域人気の世界的ムーブメントを巻き起こしたことも知らないでいる
旧世代の老人らが、自分で体を動かすからこそ最も実地的な文化だと決め込んでいる
スポーツが現実だというのなら、これもまた現実であることを思い知るべきである。

イタリアのメローニ首相などもだが、日本の漫画アニメはポリコレ色が薄いことから、
反ポリコレを謳う欧米の勢力が旗印にする上での、現実的な利用価値もまたあるもの。

奇遇にもチェンソーマンもまた、愛のない女からの支配を乗り越える物語だったことだし、
そういう物語性を世界中の人々もまた渇望していて、フィクションの範囲に留まることなく
それが現実化までするのであれば、これまた大きな羨望を以て迎えられるに違いないのだ。

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102 2023/11/22(水) 18:19:25 ID:09THrOsNxU
いちいちキチガイのあげあし取って喜んでどうすんだ
バカか

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103 2023/11/22(水) 19:17:18 ID:dk4NhcQlzg
いうほど揚げ足を取れてるか?
自分で勝手に一つ覚えの極論から極論へと振り切れてるだけなのに。

愛もないのに(愛がないから)相手への支配欲ばかり募らせてる女なんて、
生姜焼きにでもして食っちまえというのが、わりと好色男も多そうな
南米国の多数派までもが支持する、これからの現実誘導の指針だとさ?

まあ、現実には「出家か収容所か」などのより実地的な仕置きへと移行したりも
するだろうし、現実が厳密にフィクションそのものであるべきだなんてことはないが、
誰しもがこうあってほしい、あるいはこうあって欲しくないから反面教師にしようと
思うようなフィクション作品を、よりよい現実のための参考にしたりもするわけだ。

それもせずに、フィクションをただただ現実逃避の材料にばかりしたりするような
姿勢のほうがむしろ不健全なものだし、その先にあったのがあの京アニの事件でもあった。
そういう心がけしかできない者こそは、どんなに嫌でも青葉サイドの人間ではないか。

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104 2023/11/22(水) 19:45:58 ID:dk4NhcQlzg
よくできていて、なおかつ現実との付かず離れずなリンクも絶妙な作品こそが、
全世界を巻き込むほどの一大ムーブメントを巻き起こすわけで、
進撃や鬼滅やチェンソーマンなどはやはり、その条件を満たしているもの。

近ごろその域から外れてしまって暴走してるのが、たとえばガンダムシリーズとかで、
元々はバブル全盛期にテクノロジー大国としての日本の将来に警鐘を鳴らす目的で、
巨大ロボット(正しくはモビルスーツ)が介入して行く未来の戦争の恐ろしさを、
出来る限り露骨な非道さなども絡めながら作り込まれ始めた作品なのだが。

バブル崩壊からの、在日カルトによる中央権力の乗っ取り以降、
日本は産業スパイの大攻勢でテクノロジー大国からも引きずりおろされ、
派遣や研修生の奴隷使役による中抜きピンハネや老人介護ばかりが主要産業と
化してしまい、さらにそこでの人権軽視による死傷者も多発させるとかいう、
ガンダム制作陣の想像を桁外れに下回るような未来しか現状、到来してはいない。

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105 2023/11/22(水) 19:48:25 ID:dk4NhcQlzg
あまりにも現実とのリンクを失いすぎたために、若者や子供からの羨望対象
としての支持も失い、昔好きだったジジババの慰み物としてばかり生き延び、
転売ヤー御用達なガンプラのクオリティだけは進化を続けているという有様。

どちらかといえば、上で書いた内での不健全な部類に当たる、
現実逃避目的のフィクションへの転向を強いられながらやって行ってる状態。
前にやってた新シリーズも一応、観てはみたがやっぱりそれ止まりなものだったし、
これが世界的な支持を得ずに、ロボットではなく完全なファンタジー上の巨人が
出て来る進撃のほうが一大人気を博したのにも、納得せざるを得ないところがある。

全高20m前後の人型ロボットとかいう、実用化できそうでできない未来技術に
もどかしい夢を馳せるよりは、第一次大戦時程度の技術水準の異世界や、
大正時代や平成中期の日本が舞台+徹頭徹尾ファンタジー要素とかいうほうが、
今の世界の現実にもリンクさせやすい背景設定だからこそ、国内外でウケている。
フィクションも現実ありきであることのほうをより好むのが、大多数の人間なのである。

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110 2023/11/22(水) 20:47:02 ID:dk4NhcQlzg
よくここで貼っている>>79画の疋田文五郎は実在の剣豪で、
画像右、作品主人公の柳生兵庫助も実在の新陰流宗家だ。

両者が直接対決した記録はないが、兵庫助の祖父で、
宮本武蔵以上の達人だったとも言われている
柳生石舟斎宗厳を試合で敗ったという公式記録も残っている。

この描写も、文五郎が編み出した記録が残っている
剣術奥義の忠実な描写になっていて、種明かしを見ればそれと分かるが、
この時点ではまだ兵庫助もその種には気づいていないほどにも難解。

種明かしを読んでみた所で、やっぱり達人でないと
使いこなすこともできない奥義なのだとも知れる。

み新蔵氏自身が剣術修行に明け暮れてきた身の上である上に、
80近い今でも旺盛に執筆活動を続けているような超人だからこそ、
近ごろの現実ではほとんどあり得ないような、古き良き現実の描写になっているのだろうな。

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111 2023/11/22(水) 21:05:49 ID:dk4NhcQlzg
>>90
俺が文系を自称した覚えなんてないし、
洋学の文系こそは、まずこの世から権威を剥奪してかかるべき最優先対象だぞ。

東大跡地の寺であれば、駒場キャンパスの教養学部跡地で、とりあえず
存在性ぐらいは知っておくべき教養中の雑学講習扱い止まりにまで左遷されるもの。
(もちろんそれだけでなんの学位にもならない)

まず以て、完璧フィクションの新旧約聖書が一番の元手である洋学の文系なんざが、
世界や日本の支配層を占めているのが、この世の不幸の最たるものだよな。

文系の発想はできる限り、フィクションによる現実逃避のために。
そこに満たないものは、文系だったところで劣等な大衆文学以下の扱い。

そういう大前提があるからこそ、文系として高尚ぶっている者ほど、
現実を見るのであればフィクションは見るなともなる。
そういった最低劣な外道としての、自己紹介を続けているのは誰ぞや?

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112 2023/11/22(水) 21:49:09 ID:dk4NhcQlzg
>>106
「キリストの贖罪で我々の罪も清められた!」
なみの、フィクションによる現実逃避への惑溺から
目覚めさせられそうなせいでの不快感じゃないかな?

(イエスの冤罪による処刑によって、
強盗犯強姦犯殺人犯が無罪放免にされたと新約聖書にはある)

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113 2023/11/22(水) 23:34:04 ID:dk4NhcQlzg
http://pandora11.com/blog-entry-4769.htm...
もはやFBIも現実逃避者だそうな。ちがう?

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114 2023/11/23(木) 10:08:42 ID:Ov..nBYlGo
いまだに自分が悪い、自分たちのほうが悪いという自覚のかけらも
なさそうなあたり、上等にカルト級の迷妄の真っ只中にあると知れる。

それこそは、フィクションによる現実逃避に全力全霊であり続けて来た
後遺症ないし、未だにそれを辞めようともしていない者のそれである。

普通、刑務所での子作りなど許されないのを見ても分かる通り、
罪をまだ償ってもいない犯罪者には。子孫をつなぐ権利もないと
されるのが人間社会一般の常識。償うどころかまだ罪の自覚もない
というのならばなおのことで、そこにまともな家庭を築き上げる
余地などがなかったのもまた必定。俺ではなく、おまえこそが。

警察司法も野放し状態な、超国家規模の権力犯罪だったところで、
本質的にそうであることには変わりないのだし、言い逃れの材料にはならない。
世界規模で世の中を持ち直させて行くための胎動の一環だというのなら、
なおのこと、今まで許されていたものも許してはならないのだ。

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115 2023/11/23(木) 10:29:34 ID:Ov..nBYlGo
「なぜ岸田内閣の支持率が上向かないのか不思議」 経団連・十倉雅和会長は政策を評価
https://www.tokyo-np.co.jp/article/29122...

これも東大経済学部という、法学部に次ぐ文系最トップ級の学歴の持ち主だが。

だからといって、自分たち経営者側と、世間一般大多数の労働者側が、
利害相反の搾取関係にあるという現実を受け入れられてなどはいないものだから、
自分たちにとって都合のいい政策をどんどん打ち出してくれる岸田政権が、
どうして国民からの大きな反発や不支持ばかりに見舞われているのかも、本当にわからないままでいる。

経済学部だから、マルクス思想などもさわり程度には学んできているのだろうが。
マルクスの、資本家と労働者が搾取関係にあるという、現実の社会法則への指摘と、
「その問題解消のためには、共産革命による商業の廃絶が必要である」という、
極論すぎて実態に沿わないフィクションな主張とを味噌糞な批判的研究の対象とした結果、
自分たちと労働者の搾取関係なんてものもまた、存在しないかのように思い込んでいるのだろう。

搾取するどころか、むしろ自分たちのほうが労働者に恵んでやっている側なのだから、
どうして自分たちを利する政策を、一般国民たちも共に喜ぼうとしないのか、となる。

もはや認知症すら疑われているような蒙昧状態ではあるけれども、
カルトのみならず、カルトなみにフィクションでの現実逃避を促しているような邪学
などにかぶれるだけでも、これほどもの痴態に陥るものなのだと思い知るべきなのである。

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117 2023/11/23(木) 22:08:12 ID:Ov..nBYlGo
経済学は、理系寄りの文系だなどと称されることもあるが、
所詮は理科学としての条件を満たしていないために、文系止まりのものである。

文系だから、そこで学ぶ内容への意見の是非も、学ぶ側の主観に左右される。
結果、マルクス思想みたいな、正しい面もあれば間違った面もある思想を
一概に全否定した結果、経営者と労働者の搾取関係みたいな、中卒でも実感して
いることが多い普遍法則すらも、東大を出ることで見失うようなことになる。

俺が書いたこの図などもまた、今の経済学の範疇で取り沙汰されるのであれば、
マルクスのように批判的研究の材料扱い止まりとされて、余計にここから
目を背けた蒙昧な活動を助長するようなことにもなりかねないもの。
(近ごろだとピケティのr>gなどもそれに似た扱いを受けていたりする)

しかし、たとえば理系であれば、理工学部で学んだ内容を全く無視しながら、
土建や電機の設計施工などを試みようものなら、命を危ぶむほどの大事故にまで
直結しかねないものだから、嫌でも必ず勉強内容に沿って行かなければならない。

文系でそのような厳守的勉強を強いれば、それは即、宗教的だということで
非難排撃の対象となってしまうのが、洋学における基本原則なのだが。

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118 2023/11/23(木) 22:12:41 ID:Ov..nBYlGo
儒学や仏学や玄学にかけては、そうではない。
「悪いことをするぐらいなら何もしないほうがマシ」
「己の欲せざる所を人に施すことなかれ」なみに、
論理的に自明な判断だけを厳格に積み重ねて行った人文学的論考を、
理系の勉強材料なみに厳守する対象として学んで行くものである。

それは別に、正しいか間違っているかに関わらず信じ込むようなカルト的狂信に
基づいているのではないし、むしろそうであってはならない。あくまで論理的、物理的に
正しいからこそ守る、間違っているようなら即座に改めるシラフさと共にのみ務まるもの。
(念仏などは、カルトではないがこの条件を満たしてはいないから、やはり信仰止まりである)

それでもやはり、洋学の理系なみに数学的帰納法への準拠や反証可能性の確保を
厳格に守ったものとは限らないから、洋学の経済学などと同様、「理系か文系か」
という二者択一を迫られるのであれば、文系のうちに入れられることになるわけだが。

かといって、洋学の文系のようなぞんざいな扱い方をしていいわけでもない。
洋学の文系や理系とは全くの別物な、文理統合の正学としての権威こそを付与すべきなのだ。
(結果、文理分裂止まりな洋学全体の権威が比較的、損なわれることになるのだろうとも)

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119 2023/11/24(金) 09:54:24 ID:ju/bBH7aEU
書き貯め放出

>>59の続き)
永田中将が訴えていたような、消極的な軍事政策こそが支持されて
実現に移されるためには、世の中が軍国主義などであってはならないし、
軍事全般をアレルギー的に否定してかかる盲目な平和主義などでもいけない。

たとえば元寇撃退時の、防衛戦にかけてこそ「驀直進前」の奮闘を見せた
鎌倉武士のあり方などはその理想に近かったが、その戦闘方針を教示したのも
本職の武士ではなく、無学祖元という禅僧であった。そこには軍国主義ほど
武断一辺倒でもなければ、戦後左翼ほどにアレルギー的な軍事嫌いでもない、
中正に適った超俗の視点からの微妙繊細な見識による采配があったわけである。

廃仏毀釈で超俗の精進を否定した近代の日本ではあり得なかったことだし、
もちろんそれは戦後に至るまでそのままであり続けているところである。

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120 2023/11/24(金) 09:56:30 ID:ju/bBH7aEU
「禅門での修行などは、いつの時代も世間一般大多数の人間に務まるものではない」
とも上で述べたけれども、故にこそ禅師からの教示の尊重などは、多数派の意見を
蔑ろにしてまで少数や個人の意見を支持するようなこともなければならない。
故に、多数決が原則の民主主義が絶対であるようなら、それが叶うこともない。

戦前の軍国主義もまた、国民の大多数が(プロパガンダに乗せられてとはいえ)
熱狂的な支持で暴走を激化させて行ったものだし、そこに歯止めをかけるための、
降伏処理の日本側の主導者となったのもまた、玄峰老師という当時随一の禅僧だった。

禅門勢力は決して世の多数などを占めない上に、自分たちからもそれを拒むぐらいだが、
故にこそ多動で盲目な大衆のそれをはるかに上回るような見識の深さで、世の中を
着実な平和や繁栄へと導けるものでもあるし、民主主義も自由主義も独裁主義も、
軍国主義も平和主義も世の中への完全支配を許さないとした上でさらに、それ自体もまた
独裁支配などを目論んだりすることがない禅門の意向に耳を傾けるようなところにこそ、
イデオロギーゼロの世の中ならではの、慧眼による最善の施策の実現が見込まれるのである。

放出ここまで

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121 2023/11/24(金) 10:20:51 ID:ju/bBH7aEU
>>118で、「念仏はやはり学問とまでは行かない信教止まりだが、カルトではない」
と注釈した所について、もう少し釈明しておけば。

念仏もまた、
「たとえ間違っていたとしても信じる(親鸞聖人の法然上人への言)」である一方、
「間違っていたせいで地獄に堕ちるのだとしてもかまわない(同)」というほどにも、
信仰そのものが虚妄を排し去っての、今現在の現実を受け入れたものになっている。

カルトやカルト的思想はこれに違い、
現状への満足などは決してなく、まるで目の前に人参をぶら下げられた馬が、
眼前の人参を求めて走り回るようにして、永続的な現状への不満と、
永遠に達成されることのない理想への渇望だけで成り立ち続けるものである。

「自分が信じているものが間違っていたとしても信じる」というほどにも狂信的で
ある一方、信じているものに即して自分が幸福へと導かれることの方は決して疑わず、
信仰対象に根源的な誤りがあった結果、地獄の苦難に落としいられようものなら普通に、
「なんで自分がこんな目に遭わなければならないのか?」などという不平をも募らせて行く。

その根本的な破綻性こそが、カルトやカルト的思想への中毒者が欲求不満のせいで、
他者への侵害的な征服欲求などをも募らせてしまう原因となるものであり、
それが致命的であったからこそ江戸時代に、キリシタンや日蓮宗不受不施派などは
禁制をも被ることとなった一方、一向宗含む念仏宗派は許容が続けられたのである。

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122 2023/11/24(金) 11:03:29 ID:ju/bBH7aEU
まず以て、現時点でまだ俺を怨もうとしている時点で、頭がおかしい。

カルトでもアメリカでもどっかの医者でも、
真に怨みを向けるべき相手はいくらでもいるというのに、
ただ心情的に怨みやすい相手を怨んで、怨みづらい相手は怨むまいとしている、
その時点でまだ頭がいかれたままでいるという他ない。

具体的に言えば、喜多川にグルーミングされたままでいるジャニタレなどと同じ心理状態。

仮に、本当に自分のほうに落ち度があるのなら、その怨みも受け容れて、
統一自民みたいな平謝りで済ますこともなく、ちゃんと責任も取るべきだが。
そうでない上に、巨悪の冤罪を押し付けられて無実の責任を取らされるぐらいなら、
逆に死への覚悟をも以て、断固として拒絶してかかる以外に道義的余地もありはしない。

「それでも二人を結びつける愛」とかも、あった所で真の愛ではない。
それこそ、巨悪にいいように玩ばれて利用されるだけの、偽りの愛でしかないのだからな。

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123 2023/11/24(金) 13:20:17 ID:ju/bBH7aEU
よもや、そいつらはどうせ、どうにかすることもできないような
連中なのだから、代わりに俺を怨んでいるというのなら。

所詮は俺もまた、そいつらをどうすることもできない止まりのままで
生涯を終えるに違いない相手なのだと、見込んでいるということ。

その範囲内での「結果」なんてものは、何もしないままでいる以上の
何の価値もないのに違いないし、それこそこちらから願い下げってもんだな。

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125 2023/11/24(金) 19:02:50 ID:ju/bBH7aEU
地獄の亡者の阿鼻叫喚に、こちらが割を食う形で付き合ってやった所で、
こちらのためにも、相手のためにもなることはあり得ないでな。

大体わかったのは、もう何もかもおしまいだっていう察しもあった上で、
やり場のない怒りを八つ当たり、逆恨み止まりでもいいから
ぶつけておきたい衝動に駆られてるらしいってことだな。

現時点まで、ただの一度も直接口をきいたこともないなんていう時点で、
鷹司孝子を軽く上回るような関係の険悪さであることも確定してるわけだし、
そこでさらに毒を吐くぐらいなんだから、もうそちらも諦めきってるってことだろう。

さりとて、落ち度はあくまでそちら側のみにある。
この世に呪いに該当するような現象もあろうとて、それはあくまで、
正念をくじかれた者のみが精神現象的にもこの世に発現させ得るものだし、
その条件を満たさない自分たちには人に、呪いをかけて逝くような資格もないからこそ、
今ここで不満をぶつけられるだけぶつけておこうっていう算段なんだろう。

一応、見てぐらいはおいてやるから、自称負け犬スレのほうでせいぜい吠えとくことだな。

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127 2023/11/24(金) 21:57:49 ID:ju/bBH7aEU
集まって来るのはいいけど、なんでこんな様相なん?

人生満足なはずなのに。

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128 2023/11/25(土) 09:48:56 ID:u64KJDWNxg
いい加減、スレの主題に話を戻して行くとしてーー

イデオロギーゼロの世の中といえども、多様な思想信教の流布を損ねるような真似はせず、
それぞれの志向性が分をわきまえた活動に取り組むことは大いに許容して行くのが、
イデオロギーゼロそのものによる征服的支配などよりも忠実なそれの実践になるのだと、
>>8などでもすでに述べたところだけれども。

特に信教については、殊更に侵害的であるか否かで、そこでも許容されるか否かが決まり、
念仏や普通の題目までは可だが、極度に和を欠いた日蓮宗派やキリシタンなどについては、
さすがに禁制の対象としていった江戸時代の施策あたりが、その模範例にもなっているといえる。

キリシタン禁制後にも、洋学、蘭学という形での西洋の学術の振興は続き、
その許容度もまた時代によって絶妙な調整が働かされるといった有様だった。

東芝創業者のからくり時計や、平賀源内のエレキテルよろしく、先進的な電機文明への
探求もごくごく一部では試みられながらも、それがあまりにも矮小に過ぎたことが、
文明発展の面で日本が西洋に後れを取る原因になってしまったなどと考えられているが。

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129 2023/11/25(土) 09:57:32 ID:u64KJDWNxg
西洋側の発展はといえば、それは単なる学術振興だけによって実現されたものではない。
大航海時代以降、全世界へと侵略征服の魔の手を広げ、世界中を土人状態以上の荒廃に
陥れながら巨万の富を自分たちの元へと集積し、それを元手とした研究開発によって、
産業革命のような劇的な発展をも遂げたわけで、決して学術発展だけで成し得たことではない。

世界中の人々の平穏な生活を侵害してまで、自分たちの元に富を集積して行った弊害もまた生半な
ものではなく、その最終章として、英欧もまた世界中からの移民に乗っ取られようとしているし、
工業生産やIT産業の依存先となった中国やインドの世界的覇権にも呑み込まれようとしている。

それと似たような因果応報を、日本もまた近代以降に欧米の猿真似で侵略征服などを
繰り広げてしまった程度には被っているけれども、それ以前に、侵略行為なども途絶して、
金満や洋学への依存も最小限に止めて行く国の営み方をよく研鑽し抜いていた程度には、
文明発展による因果応報の災禍以降の、世界のあり方を模索して行く主役ともなり得るものである。

近代文明に依存しきりでもなければ、殊更な反文明主義に振り切れるのでもなく、
文明や洋学を無覆無記に該当するような、無害な範囲だけで適切に取り扱って行く指針。
西洋かぶれにも懐古趣味にも振り切れない、中庸精神の復興と共にそれも培われて行くのである。

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130 2023/11/25(土) 13:19:32 ID:u64KJDWNxg
羽生結弦の祖母「ゆづはまだまだ子供」
https://news.yahoo.co.jp/articles/be17335dc1ae5f127b8f0...

そりゃそうなんだろうけど、そのやんちゃで幼稚っぽい所まで含めて、
当人の女性人気の糧であり続けてきたわけで、そこから脱却した所にあるのは、
今の日本人の多くが「おっさん」などと呼んで唾棄する、魅力なし扱いな男のみなんよ。

結婚するにも、子を持つにも値しない域の、少年的な側面を持ち越したままの
男こそを女たちが欲して、男たちもまたそれに合わせて幼稚化して来てるのだし、
女たちの不埒な色男嗜好のほうに鉄槌を下さないことには、どうにもならないものだね。

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131 2023/11/25(土) 20:16:35 ID:u64KJDWNxg
未だに、心の底から欧米の権威を気持ちよく全否定して
かかれる感覚が、まったく理解できないままでいるんだろうなあ。

あいつに限らず、ここの管理人を含む擁護勢含め、まだ誰も。

敵味方を問わず、洗脳支配の根幹だけはまだ盤石であり続けている。
それは「解除しろ」つったって、自分たちでもできやしない。こちらから
引きちぎってやるのでもなければ、誰もどうしようもない域のこじれなのだろう。

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132 2023/11/26(日) 10:07:04 ID:RrIrQKPlN.
>>129の続き)
洋学のうちの、文系の学術については、あまりにも劣悪なものが多すぎることから、
軒並みその権威を剥奪して行くに越したことはないとも言い切れるものだが。

理系については、今現在の社会インフラのほか、先進医療で数多の人々の命運を支えて
いるような状態にもあるために、とうてい即座に破棄し去っていいような状態にはない。

そのため当面は保護の対象としながら、人々の依存度を少しずつ下げて行くことが、
医療保険による国の借金の山積で傾いている日本などにとっての指針となるであろうが。

だいたいが、洋学の文系派閥がすでに理系の派閥を抑圧していたりもすることだし、
逆に日本などでは、医学系以外の理系の学術振興がより復調される可能性も高い。

理系の洋学研究は、参加者たちにASD系的な沈鬱志向を強いるものであることから、
アメリカのように国策でそういう人種をシリコンバレー等で保護するぐらいの真似に
及ぶのでもなければ、洋学の権威を認める範疇においても委縮しかねないものである。

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133 2023/11/26(日) 10:09:36 ID:RrIrQKPlN.
近年の日本などでは、アキバ系のオタク文化への評価などと共に理系を保護しようなどと
試みられた所もあったが、そんなものも焼け石に水としかならず、慶応閥の文系リア充
あたりにいいようにピンハネのカモにされ尽くした挙句、その総数から減って行ったのだった。

文系の洋学には、学究者の徳性を育む効果もなければ、現実社会の実相を俯瞰する
広い視野を得させる効果もなく、ただひたすら弱肉強食下での勝ち組となることへの野心
ばかりを蓄えさせる代物であるのだと、近年日本などでも多くの事例から察せられるものだが。

それは結局、文系の洋学もまた、江戸期に禁制扱いとなった日蓮宗派やキリシタンなどと同様、
イデオロギーゼロの社会に順応できないほどもの侵害性を帯びているということでもあるし、
ただ権威を剥奪するだけでも十分な改善が期待できないようなら、禁制の対象と
することまでをも考慮の内に入れておく必要があるだろう。

さながらそれは、前漢の武帝が儒学を完了登用のための純正科目に指定したのと引き換えに、
法家や縦横家の素養などをそこから排除したのとも似た機縁となるであろうが。そこから
結果的に中国は儒教一辺倒への道をひた走り始めることともなったわけで、そこで対照的に
儒学の権威が絶対化し過ぎたりすることにも十全な警戒を尽くして行くのでなければなるまい。

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134 2023/11/27(月) 09:06:37 ID:piCo2K1YsE
仮に、洋学(特に文系)がその権威を剥奪されて、儒学や仏学のような
正学が学歴の依拠材料としての正規教育科目に据えられ直すのだとしても、
そこで現代なみの学歴主義に基づくような、頑なな差別などがあってはならない。

近代以降の日本社会における学歴主義というのも、時代を追うごとに深刻化しながら、
世の中全体を低迷に陥らせる一大原因になって来たところがある。

戦前までは、小学校中退の牧野富太郎が東大の研究室に入り浸りながら
超絶飛び級で理学博士号を取得するようなこともあれど、戦後にはなくなった上に、
時を重ねるごとに、高度の洋学教育など必要もないような業界に至るまで、
全ての人事をまず学歴準拠で取り仕切るような事態をより深刻化させていったもの。

一橋卒の大塚久美子よりも、高卒の父親のほうが会社経営の手腕も普遍的に上だったと
すでに確認されたりもしているものだけれども、それ以前にまず、世の中の人事が
学歴ばかりで左右されなかった時代の日本のほうが活況を呈していた一方、ほとんど学歴だけで
全国民の価値が計られるようになると共に「失われた30年」が到来したという実情もまたある。

それはおそらく、儒学に基づく学歴至上主義の世相などが到来した場合にも招かれるに
違いない停滞であるのに違いないのは、儒教時代の中朝の様相などを鑑みても知れることである。

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135 2023/11/27(月) 09:33:31 ID:piCo2K1YsE
「金持ちしか子供を作らなくなったから少子化になってしまった」と、
この前ひろゆきも言ってたけれども、「金持ちでなければ人にあらず」という風潮と同様、
「高学歴でなければ人にあらず」という風潮もまた世に蔓延した結果、低学歴はもはや
妻子も持てない域の貧窮に追い込まれても仕方がないという常識が定着してしまったもの。

今や、新卒採用でそこそこの会社に就職できるのでもなければ、闇バイトにでも手を出した
ほうがまだ稼げるというのが当たり前と化してしまったことから、Z世代の若者たちも、
ろくに世の中への不満も漏らすことなく、粛々と強盗や特殊詐欺に勤しむ事態ともなっている。

いつの時代も「~でなければ人にあらず」の域の過当競争が蔓延する世の中は自業自得での
衰滅に苛まれるものであり、貧富の格差がその原因になるのはある程度察知されているために
それなりの施策が講じられたりもする一方、学歴差別のほうはまだその試みすら疎かなままである。

みんな勉強ができないよりはできたほうがいい。大学に行く選択肢もないよりはあったほうが
いいということで、泡沫級の低ランク大学なども乱立させた結果、逆に誰しもが、まずは学歴で
その真価を図られるような差別性が蔓延して今に至る。これもまた「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
の結果であり、生きて行く上で必要もないような勉強に全てが支配されるのも不健全なのである。

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136 2023/11/27(月) 21:30:48 ID:piCo2K1YsE
https://bbs0.meiwasuisan.com/toriaezu/1700858297...
このスレの8などで多少述べていた、俺個人の洋学から正学への転向にかけての体験談で、
完全に心の重心から乗り換えることには大変な逡巡があったことをも独白しているのだが。

それこそは、当時の俺を含む今の日本や世界の大多数の人々が、
洋学至上主義と学歴至上主義の相乗への心理的屈服を強いられている証拠にもなっているといえる。

世の中には勉強嫌いや低学歴の人間も多かれど、それが即座にコンプレックスを抱かされる
原因となり、人並み以上に卑屈であったりすることを強いられる要因ともなる。それが、
洋学も学歴も必要ないような業務を、プライドを持って取り組んだりすることをも阻害し、
この世のあらゆる仕事をいい加減で適当なものならしめての荒廃をも招いてしまう。
(結果、学歴ぐらいでしか人の真価を量ることもできない事態がより強化される)

今だと正規教育扱いの洋学がその主たる元凶となっているが、儒教時代の中朝などでは、
儒学が全く同様な問題を招いていたことだし、学歴至上主義による征服は必ずそれを招くもの。

老子も「絶学無憂」を謳い、荘子や列子も儒家の勉強志向をこっぴどく非難するような
論弁を遺しているが、それをただ反知性主義の正当化材料にしたりするのは誤りで、
この世が学歴至上主義で覆い尽くされたりしないようにするための牽制材料として
尊重することこそが、イデオロギーゼロの達成のためにも純正な利用方法となるであろう。

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137 2023/11/28(火) 10:31:12 ID:BA9bbRx.ug
学歴至上主義に限らず、特定の思想信教によるイデオロギー支配が
深刻化してしまっている所には必ずや、文武両道の嗜みの不全化が存在する。

洋学はそれ自体が文弱による机上の空論に特化しているために、
そのような事態を世の中にもたらす傾向が特に顕著であるけれども、
洋学の原産地である西洋にはスポーツという運動文化もまたあり、
儒教時代の中朝などと比べればまだ体育を重んじている傾向もある。

しかし、西洋における運動体系は、体育会系にしろ軍事行動にしろ、
少なからず頭を使わずに体だけを動かすことを要求する志向性を帯びているために、
たとえ洋学とスポーツを共に受容したからといって、真の文武両道たるわけではなく、
ただ単に二足の草鞋を履いているだけの域に止まることとなる。

今の日本だと、体育会系でスポーツマンを兼ねる医者や商社マンなども多かれど、
それが学歴至上主義の蔓延の歯止め役になるどころか、むしろ助長役に
なってしまっていたりすることからもわかるように、そういう人種は文弱の領域では
純粋に文弱たる上に、スポーツ競技の感覚で社会的な弱肉強食をも激化させるような
より一層の悲惨さを招くことしかできないために、少しも文武両道として尊ぶには値しない。

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138 2023/11/28(火) 10:44:45 ID:BA9bbRx.ug
スポーツ化した戦後の剣道や柔道を必修科目としている警察官が、
並外れた低能だらけと化してしまっていたりすることからも分かるように、
頭をちゃんと使わない体育会系の運動こそは、知性を鈍麻させるという弊害もある。

真の文武両道と呼ぶべきなのは、古来の武芸や仏道修行なみに、
身体の端々に至るまで知恵を巡らせて完璧な制御下に置く部類の運動と、
それに基づく叡智の獲得のほうであり、それは机上の空論止まりな脳化の知性と、
頭を使わずに体だけ動かしていようとするような運動の両立などとは全くの別物である。

それは実際、大変に困難な嗜みであるために、世の中の大多数の人間には務まらない。
武士も武芸者も仏僧も、いつの時代も世の多数派だったりまではしないでいながら、
そういった取り組みに専念し、人並み以上の崇敬対象としての地位を得ていたわけで、
故にこそ、世の中全体を執拗な支配下に置く全体主義の体現などでもあり得ないのである。

文化系一辺倒や体育会系一辺倒に権威を付与すると、さほどの域にもないような愚か者が
大勢力化しながら世の中全体を強権的な支配下に置くような真似を試み始めるために、それを禁止し、
難儀で少数しか十分に上達できない真の文武両道を、だからこそ権威の拠り所として行くのである。

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139 2023/11/28(火) 21:56:45 ID:BA9bbRx.ug
真の文武両道は、大多数の人間には務まらない上に、十分な理解もできない。

>>110で引き合いに出した疋田文五郎秘伝の剣術奥義なども、
常人にはまともに活用もできない上に、その凄さも十分には分からない。
まず重心を下げる沈の姿勢での剣術技巧が、実戦性を重んずる流派に重用されて来た
古来の武芸の常識があった上で、裏技としての直ぐ立ちでの攻撃の凄さが強調されているのを
聞き知らされたりした所で、そもそも実戦性を無視して始めから直立で競技している
今の剣道などを剣技の基本だと思い込んでいる現代人からすれば、全くの意味不明となる。

相手の裏の裏の裏をかいて行くような、知恵比べの極北に存在する奥義などを、
常人が理解できないのは当たり前のことであって、必要なのはそこにまで理解を及ばせる
ことではなく、理解できないものをそうであるままに敬い尊べるだけの篤実さなのである。

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140 2023/11/28(火) 22:01:15 ID:BA9bbRx.ug
仏道などもまた同じことで、仏の知恵は、自分たちだけではまともに平穏に世の中を
営んで行くことも出来ない衆愚を本当に救い取るものであればこそ、衆愚側には原理的に
その理解が不能なもの。なればこそそれが選挙で多数に支持されて政権を得るようなこともない。

誰も聞いてパっと理解できるぐらい分かりやすいものがこの世の平和や繁栄を実現できる
ぐらいなら、とっくにそうなっている。その試みの極みこそは、この世を特定の一つ覚えな
イデオロギーで塗り固めるという企てでもあったわけで、それが最良の部類であるはずの
自由主義や民主主義によってもうまくいかなかったことを以て、人間社会が安易な
分かりやすさばかりでやって行けるものではないことを観念する機縁ともすべきなのである。

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142 2023/11/29(水) 12:24:32 ID:0L25AdEC/k
そりゃあ、梵語版の訳者が洋学者だったりするからじゃないかね?

仏教徒ですらないなんてことは、日本人の仏教学者ならほぼないにしろ、
あくまで研究対象を徹底的な侮蔑、懐疑の標的にして行くことを本位としている
洋学のペースでの訳だったりすると、玄奘三蔵や鳩摩羅什のような本格の仏者が
敬意を込めて漢訳した仏典の再翻訳と比べて、文体の不埒さが読解を邪魔する頻度も高くなる。

そのような、洋学ペースの仏教というものを忠実な実践に移そうとしていた
新興宗教の教団があってね、オウム真理教っていうんだけど、知ってるかな?

「尊師」という言葉も、東大教授の仏教学者である中村元の、原始仏典からの訳語で、
実は仏語じゃない。本来は学校教師とか政治家とか弁護士とか医者とかの、
在俗の指導者を敬って呼ぶ言葉。そんな言葉をあえて仏門の指導者に当てはめたりする
ような真似の積み重ねが、洋学主導の仏典翻訳を読みがたいものにもしてしまうわけだね。

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145 2023/11/29(水) 20:18:59 ID:0L25AdEC/k
訳出面だと、これとかが無駄に読みづらくて分かりにくかった覚えがある。

訳者は曹洞宗の坊さんでもあるし、別に敬意もなく訳したわけでもないだろうが、
なんで分かりにくかったのか確認したくてパラパラと読み直してみたら、どうも、
西洋哲学的な表現に無理に置き換えているせいで、余計に難しくなってるみたいだな。

日本語は、昔から仏語(仏教用語)と共にある。
仏典にあるような話が理解しやすいように、言葉遣いから構築されて来ているというのに、
それをあえて拒絶して、仏道の達者を「尊師」と呼び変えてみたり、西洋文化由来の
言葉を引き合いにしてみたりするせいで、余計に分かりにくくなったりするみたいだな。

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146 2023/11/29(水) 20:46:28 ID:0L25AdEC/k
うわ、現代語訳よりも読み下しのほうがよっぽど読みやすい。
ここに現状、最もわかりやすい文章表現が詰まっている。
少なくとも日本語圏の人間にとっては。

必要なのは、これ以上にわかりやすい訳出を求めることではなく、
この文体にできる限り慣れて行くことでしか、まだあり得まい。

もっとわかりやすい文体で表現したいんだったら、
この文言を著述した人々以上の精進にまず取り組まねばならぬ。

その適格者など皆無なものだから、仏典も再翻訳を重ねるほど、
かえって難しくなるような事態に陥ってしまっているようだな。
まず漢文と漢字の勉強から始めた方がよっぽど楽なんじゃないかな?

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148 2023/11/30(木) 11:44:48 ID:MJ/3v.SH3o
https://bbs0.meiwasuisan.com/toriaezu/1700858297...
ここでもある程度詳述したことだが、人間、心中に宿している敬意の総量が、
侮蔑の総量を上回っている状態で、初めて十全な精神の安定を確保し、
100年以上の平和や繁栄をこの世にもたらす聖賢たり得るもので、
当然、仏道もまたその条件を満たしている者のみが上達に与れるものである。

まず以て、他力本願の念仏に帰依するためにさえ、その条件を満たす必要があるし、
真っ当な仏道ほど、おしなべてその満了を必須とする精神文化も他にないものである。

禿頭に糞掃衣(袈裟)という、古来の奴隷を模した仏僧の装束もまた、
心中の敬意が侮蔑を上回っている人間でもなければ敬えないものなればこそ、
あえてそうして来ている所があるし、実際、ハゲを馬鹿にする風潮と、
仏門への崇敬意識もまた反比例関係で今の世に偏在しているものである。

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149 2023/11/30(木) 11:48:53 ID:MJ/3v.SH3o
仏者でなくとも、否定派などのように、並外れた苦労を積み重ねてきた男もまた時に
ハゲるものだが、そこへの敬意を抱けないような人間で溢れ返っているような
世の中では、苦労を馬鹿にして楽したもんがちな悪徳までもがまかり通り、
何もかもが適当にあしらわれた挙句の、世相の荒廃を招いたりもしてしまうものである。

近世まで仏門帰依が入念だった日本人と、その頃もうすでに儒教支配が仏門を
侵害していた中朝の民度の高低を見ても分かる通り、ハゲをも敬えるか否かという、
仏門帰依にかけても重大な関門となる要素がそのまま、世を挙げての栄枯盛衰をも
決定的に左右するものだし、どんなに洋学が絶大な文明発展をもたらすのだろうとも、
それと共に人々の敬意を仏滅級に損ね、ハゲをあざ笑い唾棄する風潮などへと
持ち込むのであれば、多少ほどにも世の中をより安楽ならしめることもないのである。

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150 2023/12/01(金) 09:43:14 ID:9DsrL3TRBM
心中の敬意が侮蔑の総量を上回っているかどうかは、
ハゲの偉人をも崇敬できるかどうかでも判別することができるし、
大勢の前でのスピーチで緊張するかどうかなどでも、概ねの判別が可能である。

日本人などには緊張する人間が多い一方、欧米人にはほとんどいないともされる。

英語の「あなた」と「あなたたち」はどちらも「You」で一括りにされているように、
言語面から相手の多寡を区別する習慣がないから緊張などしないというのもあるのだろうけれども。

「他者というのはとりあえず敬っておくべき可能性のあるもの」というほどにも、
心中の敬意が侮蔑の総量を上回っているのであれば、大人数に対峙した時点ですでに、
可能性の面からの畏怖が増大して、否が応でも緊張する者である一方、侮蔑のほうが敬意の
総量を上回っているようならそうではないから緊張などしないといったこともあるだろう。

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151 2023/12/01(金) 09:46:36 ID:9DsrL3TRBM
「大勢の前で緊張する」というのは、自分一人よりも多数派の相手に対して自動的に
尊重意識を抱いていることから、心中からの民主主義が盤石な状態であるともいえるために、
むしろ好ましいことなのだとも以前に述べたところであるが。

さような人々で世の中全体が形成されているようであれば自然と、
全体を自分一人の考えでどうにかしてやろうとするような独裁性もまた立ち消えとなり、
民主制などをわざわざ敷くまでもなく、民主的な社会が実現されるであろうから、
イデオロギーの民主主義などよりもそちらの実現のほうを心がけるべきなのだともいえるのである。

真っ当な仏道にしろ神道にしろ儒家にしろ道家にしろ、非カルトの純正な精神文化はみな、
心中の敬意を侮蔑以上ならしめることを本分としているために、それらの忠実な実践者が、
この世にイデオロギー支配級の独裁性を以て君臨しようとするようなことも決してないのである。

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152 2023/12/01(金) 18:33:21 ID:eZ6vnOZGB.
>>142
>オウム真理教っていうんだけど、知ってるかな?


笠地蔵先生のご尊父が立宗された
一派でしたっけ?

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153 2023/12/01(金) 21:37:39 ID:9DsrL3TRBM
ハゲでも敬おうと思えば敬えるし、大勢の前で演説させられたりすれば緊張するーー
何のことはない、ごく普通の一般的な日本人にありがちな姿だけれども、
そこにこそ古来の良質な精神文化による教化の精髄があったものだし、
西洋化や大陸化によってあえて棄損したりもすべきではなかった所である。

ただ、ほとんどの日本人が未だそのような良俗の把持者でいながら、
近代以降には自由化や民主化を通じて、俺は俺は、私は私はな我欲の発露の達者ほど
評価されて重用される風潮が蔓延し始めたために(選挙政治もその代表格である)、
日本人の中では特級に下衆な悪党や、在日ばかりが権力中枢を牛耳るようになってしまった。

だからこそ、一般的な日本人もまた他者に臆したりしない我欲の強さを持ち合わせるべきだ
などとされて、日本人らしい貞節な性向の持ち主を陰キャなどと呼んでこき下ろし、
他者を踏み台にしてでものし上がろうとするような不埒さの持主ほど陽キャ扱いで
持て囃すといった取り組みが庶民に至るまで強要されているのが現状なのだが。

本当に必要なのはそんなことではなく、権力中枢ほど「意なく、必なく、固なく、我なし」
(子罕第九・四)な虚静さの持主しか立ち入れないようにして行くことである。

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154 2023/12/01(金) 21:40:54 ID:9DsrL3TRBM
国としてのイデオロギーを無為自然、イデオロギーゼロならしめるのもまた、
そのための重大な方針転換となるだろうし、もちろんただそれだけには止まらず、
いま権力機構に巣食っているような、日本在住者の中でも特級に我欲たらたらな下郎ほど、
権力には近づけないようにするための具体的な施策もまた講じられるべきである。

その一つには、この日本こそが近世という比較的近年まで存続させることができていた、
封建社会の支配者すらをも引責自殺に追い込める強度の監察制度の再興なども挙げられる。

古くは魏志倭人伝にも「刺史のような職あり」という記述でその存在が指摘され、
その後も勘解由使や目付などと名称だけは変わりながら存続していた、厳格な監察職。

大陸では刺史から州牧などへと名称を変えながら、北宋の代で士大夫と地主や豪商の
癒着が横行し始めると同時に致命的な形骸化を来たしたのが、蒙古のごとき蛮族による
侵略征服と共に、政治腐敗からの文化荒廃を決定づける最大級の要因ともなったもの。

日本でも、近代以降は同様な事態を招いたし(そもそも地主が政治家を歴任し始めた)、
西洋に至っては始めからそんな職分はなく、フランス革命まで王侯=大地主でもあった。
さような傾向のある社会ほど国家権力=ごみ溜めという常識までもがまかり通り始める
ものであるけれども、イデオロギーゼロや監察職の充実と共に廃せる風潮なのでもある。

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155 2023/12/02(土) 12:24:21 ID:dnZZIK2T.2
魏志倭人伝に監察官制度の記述があるということは、
儒学や仏教の到来以前からそれがあったということ。

弥生系の日本人が箕子朝魚羊からの渡来者であるという俺の予測が正しければ、
孔子による体系化以前に存在した古代儒教の影響を受けていた可能性もなくはないが、
それもまた体系的な思想性まではまだ持ち合わせてはいなかったわけで、監察制度の充実で
国の自浄作用を保とうとする試み自体、特定の思想信条を発祥とするとも言えないものである。

もう1000年来政治腐敗が蔓延し続けている中国においても、監察制度がまだ実効性を
保っていた漢代などには不祥事にかけての引責自殺が多発し、以て政治の清浄さもまた
保たれていたと「漢書」などにあるのだけれども、その漢帝国がどういう経緯でそんな
自浄作用を保てていたのかを鑑みるに、高祖劉邦から五代文帝に至るまでの道家的な

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156 2023/12/02(土) 12:26:36 ID:dnZZIK2T.2
無為自然統治からの結果だろうということが、文帝の代で世相の清浄さが極まったとされる
(前漢の国力が最高潮に達したのは七代武帝から十代宣帝にかけての頃だといわれる)
ことからも察せられるわけで、やはりイデオロギーゼロこそがその源泉になるのだと思われる。

箕子朝魚羊や邪馬台国では、未だ体系的な政治腐敗を試みるならず者による侵害なども
なかったことから、自然と監察制度の充実なども見られたのだけれども、漢帝国などでは、
すでにそういう連中が山ほどいたために、ある程度は道家思想のような故意によってそれらを
撃退して行く必要があった。今の世界などもどちらかといえば漢帝国のほうに事情が似ているわけで、
イデオロギーゼロの実現のためにこそ、腐敗の対消滅目的の無為自然の強調が必要ともなるであろう。

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157 2023/12/03(日) 12:06:05 ID:308S0sevSk
12月に入り、いつも俺が聴いているネットラジオ局も毎年恒例な
怒涛のクリスマスソング特集を始めたので、聴くのをやめたのだが。

日本の12月はもはや、クリスマスに乗っ取られた状態にある。
件のラジオ局でもその他のメディアでも、スーパーでもデパートでもその他の商店でも、
「年末商戦=クリスマス」という既成概念が固定化されて、当たり前のように丸々1か月間、
延々とクリスマス一色で何もかもを塗り固めてしまおうとする。

日本におけるクリスマス文化の強制と、ライオンズやロータリーのような政商クラブの
全国への侵出がほぼ時期を一にしているし、おそらくは連中の仕業が発端なのだろうが。

日本の伝統行事にも、全国民に丸一か月間帰服を強いるようなものは存在しない。
いま禅門で行われている臘八接心でも1日から8日までの8日間だし、千日回峰のような
より長期の修行もまた一個人が自己責任で執り行うものでしかない。

返信する

158 2023/12/03(日) 12:10:24 ID:308S0sevSk
国家規模の大集団が丸一か月程度の帰服を強いられる行事といえば、
たとえばイスラム教のラマダンとかがあるし、それは紛れもなく、
国家社会を完全な服従支配下に置くことを目的とした思想信教のみが試みるものである。

クリスマスもまたキリスト教に組み込まれている行事であるために(発祥は別だが)、
それと似たような志向性をともないながら、日本のような非キリスト教国にまで侵入して来ている。

別に昼夜を問わず座禅を続ける臘八接心のような苦行性を帯びているわけでもないが、
やはりそれはイデオロギーゼロの社会的達成のためには廃絶されなければならないもの。
寺社級の部分的組織で閉鎖的に行われるのならともかく、世の中全体を征服下に置くような
干渉性と共に執り行われることは、一見無害で簡易なものだろうとも禁制とせねばならない。

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159 2023/12/03(日) 13:25:48 ID:308S0sevSk
イデオロギーゼロを企図する社会が、丸一か月間世の中全体を征服下に置くような
行事の横行を認めないことには、大メディアの解体などと同様に、
世の中の過度の中央集権化を防ぐ効果もまた見込まれる。

人口25万人やそこらの小都市である徳島市に、100万人以上の観光客を集める阿波踊りなども、
もはや全体の制御ができずに、毎年のように諸問題を頻発させている状態にあるように、
地方のイベントなどがあまりにも大規模すぎることには致命的なほどの負担がかかるもの。

年末商戦の一律なクリスマス化なども、大企業や政商クラブが全国規模のネットワークを
駆使してキャンペーンのテンプレなども流布しているからこそ維持されているものであり、
まるで金太郎飴のようにどこを切っても似たようなもの止まりであることが、
地方の特色性を損ねる文化荒廃の一大原因にもなっているものである。

地方に限らず、今の東京の渋谷や秋葉原などもまた、再開発で外見だけは未来都市然となりながらも、
文化的には画一化が進んでつまらない街へと化してしまっているように、事業が大規模である
ということがかえって、角を矯めて牛を殺すような弊害を世の中にもたらすものであるが故に、
あまりにもイベント行事が大規模化しすぎることなどにも歯止めをかけて行くべきなのである。

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161 2023/12/03(日) 20:32:21 ID:308S0sevSk
近頃だと、クリスマス以上にハロウィンがその問題性の深刻さを露呈しているし、
元々が西洋かぶれな旧世代であるうちの親ですら、あの乱痴気騒ぎなどを見せられて、
地方の伝統の祭りの意義深さなどを見直し始めている始末ではあるのだが。

如何せん、世の中の利権の大半以上は、そんな祭よりもクリスマスやハロウィンや
バレンタインのほうを偏重し、大メディアもまたその辺のイベントの特集ばかりを
組んで広告し、地方の祭りなどまるでないもののように扱っているのが現状である。

古来の祭りは地域密着すぎて、無責任な金儲けの具材などにしようものなら苦情が
巻き起こるのにも違いないから、舶来物の由緒なきイベントのほうをあえて重用する。

それで日本社会が潤うのならまだしも、中央集権、東京一極化で地方の衰退を招き、かえって
国力を低迷させる原因にまでなってしまっているのだから、功利面でも褒められたものではない。

諸藩の独立性が高い、緩やかな連邦制とでも呼ぶべき状態だった幕藩体制の日本だと、
江戸がやはり日本一の大都市ではあったにしろ、人口密度日本一は金沢だったりもしたというし、
その頃の地方に至るまでの国力の養生こそが、近代以降の日本の世界的な躍進の原動力となった一方、
その貯金を崩し切って、地方どころか大阪京都あたりまで冷遇下においた挙句に
人口減のマイナス成長にまで至らしめてしまったのが今という時代なのである。

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162 2023/12/03(日) 21:21:40 ID:308S0sevSk
画像貼り忘れのせいといえども、コピペでの連続ageには強制sageで即応!

まるで空自のスクランブル発進部隊並みの修練加減だなあ。ご苦労様。

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163 2023/12/03(日) 22:21:39 ID:308S0sevSk
話だけで完結した価値がないと許せない。

落語あたりですら満たさない、不純な要件。

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164 2023/12/04(月) 17:11:06 ID:Lgv6s1vw6U
「流行語大賞」というイベントにしたって、
日本全体、誰しもがその言葉に慣れ親しんでいたかのような体裁での、
画一化な形式で発表しているものだから、野球偏重などが批判を浴びているわけで、
これが「老人流行語大賞」とでも銘打たれていれば少しも文句なんか出ないのである。

でも、それは嫌だし許せない連中がやっているからこそ、そうしない。
世の中を自分たちの思惑通りの一色に塗り固められなければ気が済まないような、
不埒さの持ち主たちによるイベントだから、分不相応なゴリ押しありきとなっている。

現代の大メディアが絡むところ、いくらでもそのような悪念が潜在しているし、
何ならまったく覇権的な恣意のない広告活動など、全国規模では皆無なぐらいのもの。
ゆえに、全国全土全年齢に年月レベルでの従属を強いるような試み自体、
見てくれの害悪度の高低などとも無関係に、排除されて行くべきなのである。

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165 2023/12/04(月) 17:32:40 ID:Lgv6s1vw6U
「政を為さば~必ずや名を正さん」(子路第十三・三)

今のユーキャン流行語大賞を、仮に「老人流行語大賞」などと呼べば、
それは自動的に「名を正す」ということになるし、それによって、
自分たちの思惑で世の中を征服下に置きたがるようなプロパガンダの意図も挫かれることになる。

野球好きの老人のためだけにやっているようなイベントなどを、
全国全土に当たり前のように強制流布している現状などにも非難の目が向けられて、
これまた自動的に、その規模を縮小して行くような必要にも駆られて行くであろう。

孔子が政治を任されれば、まず実行に移すとまで明言していた施策なだけあって、
それさえ厳格に執り行えば自動的に、今ここで論じているようなことも実現されてしまう。

つまり、純正な儒学の実践もまた、イデオロギーゼロの実現に資するものである。

儒者と仏僧と道者が同じ酢を吸えば、やはり全員が酸っぱがるように(三聖吸酸)、
その目指すところは同じであり、イデオロギーゼロを体制の根幹に据えるのもまたその内となるのである。
(もちろんカルト化した仏教や儒教などにはその条件を満たさないものもある)

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166 2023/12/04(月) 19:32:39 ID:Lgv6s1vw6U
水を得た魚、息を吹き返したオナメンとはこれであろうか。

大真面目固めで疲弊させ続けるのでもよかったんだがなあ。
如何せん本当の話なんで、完全にここで捨て置くのもなあ。

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167 2023/12/04(月) 21:48:32 ID:Lgv6s1vw6U
笠地蔵のスレは、立てて盛り上げようと思えばできるんだよなあ。
ただ、ここではそれをなるべく避けているだけで。Q.E.D.

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168 2023/12/04(月) 22:51:21 ID:Lgv6s1vw6U
山姥確定の女たちにもまた、相応の救いを

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169 2023/12/05(火) 09:40:32 ID:.GJ4NmTLOQ
プチ強制sage
来たのかな、と

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170 2023/12/05(火) 09:44:06 ID:.GJ4NmTLOQ
赤の他人のお見合い話なんぞが

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171 2023/12/05(火) 09:55:31 ID:.GJ4NmTLOQ
逆鱗に触れたのはどこの誰ぞや?
山姥か?

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スレッドタイトル:この世で最高の"イデオロギー"は「無為自然」である

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